cap verses / そよ日暮らし  つじつまあわせ



その人ごとのつじつまあわせ」のページもあります。お名前クリックしてみてみてね。


2008年2月7日現在での投稿数の多い順に並んでいます。新規の方は、その下に。↓


投稿数
斉藤そよ 42



ふらっと 38







スー・ 34








スイートポテト 30














かのこ 18


























湘南坊主 17




























あ〜でるはいど 14






























☆のしずく 14






























そばかす 14































ベンジャミン 7





































みきょう 4








































わとら 4








































りくり 3









































Kei-Kura 27






すみれのしずく 3









































歌鳥 1











































ミシャロン 1











































沙音 40

読みに行く






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斉藤そよ あたらしく
あかるく淡くあんしんが
あらわれてまた
あやふやになる

斉藤そよ



あしたまた
あの木のしたで雨やどり 
あきれるほどの
あんにゅいごっこ

斉藤そよ (2001)
いごこちが
いいからいいの
いたずらに祈ってそして
いねむりをする

斉藤そよ



いつになく
いじわるいっぱい言ったのに
イルカの目をする
いとおしいもの

斉藤そよ (2001)

うららかな
うろこぐも浮く空でした
うんめいの日の
うたたねの空

斉藤そよ



うすぐもり
うつむくうつつもうつくしく
うしないそうな
うわつくこころ

斉藤そよ (2001)

えんまんな
エピローグだよ
えいえんにたどりつかない
駅までの道

斉藤そよ



えらぶなら
えんえんつづく えそらごと
えくぼ えりあし えんがわ 
えほん

斉藤そよ (2001)

おひさまも
おぼえていたね
おだやかにおうえんされて
おそれおおいね

斉藤そよ



おおげさで
おもわせぶりなおきてがみ
おしなべて ほら
おとなげないね

斉藤そよ (2001)
ふらっと ある日あるとき
ある場所を
歩いていたら
会ったあの人

ふらっと

イカロスの痛めた翼
いつまでも
戒めとして
生きる息づく

ふらっと
うつしみを
愁いて埋めるウェブ日記
うつろう今を
うたかたにする

ふらっと
えんぴつの
エッヂわずかにぼかしつつ
円運動で
描く永遠

ふらっと
「おかえり」を
置いてゆきます
負った荷が重すぎるなら
降ろしておやすみ

ふらっと
スー・ あたりまえ
ありきたりだよ、そんなこと
あまり聞きたく
ありませんのよ
 
スー・

いいきぶん
いつも長くは続かない
いいんだそれでも
いつかは晴れ晴れ
 
スー・

うるさいなって 怒鳴られた
うかれていたら 怒られた
うっかりしたな〜、散々だ
うれしい気持ちが 縮まった

スー・
えほんを描こう
えんぴつだけで
えんとつに登る
えいえんの夢を

スー・



えもんかけ
えらそうにしてコートかけ
エクレア片手に
駅伝みなくちゃ
 
スー・




海老天丼
海老のカクテル海老ドリア
海老食べ放題
永遠の夢
 
スー・

おおきな
おんどり
おもてで
おおごえ
 
スー・



おひさまと
大口あけて思いきり
おんなじ気持ちで
大欠伸をする
 
スー・
スイートポテト 朝日差す新玉の年
明け初めて
新たな思い
溢れくる愛

スイートポテト
いつまでも
いい子でいてといのる母
いとしごにみる
いちまつの不安

スイートポテト
海うつつ
生まれて消える うたかたの
歌よ響けと
打ち寄せる 波

スイートポテト
鉛筆の
描く稚拙な絵文字さえ
悦にいってる
エゴイズムかな

スイートポテト
幼さと 大人びた目が
おかしくて
大きく背伸び
おてやわらかにね

スイートポテト
かのこ

うまれたてのいのち
うれしくて
うぶぎの先に
うららかな陽
 
かのこ
えんがわで 
選びし人と 笑みうかべ
永遠のゆめ
描き 寄り添う

かのこ

湘南坊主
インド洋
いつものように慰するよう
いろんな祈りの
陰と陽とを

湘南坊主
うれいをひめた
うなじのカーヴ
うすべにいろに
うすいみみ、ぽ。

湘南坊主
沿道に
エンドウ煮たの遠投し
宴と雲丹とは
縁遠くなし

湘南坊主
おまいさん
おそばにおいておくれやす
おもいおもいの
おもいおおきに

湘南坊主
あ〜でるはいど
インドメタシン
いぃらしいけど
いつも一番効くのは
愛しい君の手のぬくみ

あ〜でるはいど
上を向いて歩いたら
うるうる涙も
うらうら蒸発
うんと頷こ前向こう

あ〜でるはいど
絵はがきに
選ばれた言葉
笑顔になれる
エネルギーになる

あ〜でるはいど
おっかなビックリ
おばけより怖い
お化粧落としたら
おやじ顔!!

あ〜でるはいど
☆のしずく
いつだって
いまのまんまで居てほしい
息づかいさえ
いとおしい君

☆のしずく
うすべにの
うたかたの恋
初々しきうなじ
うらうらと美しく

☆のしずく
えんがわで
えだまめにビール
遠雷をBGMに
えがおの夏の日

☆のしずく
おともなく
おとずれた季節に
おだやかに佇み揺れる
おみなえし

☆のしずく
そばかす
いつになく
いとおしさいつくしみて
いっそうやさしく
いきていけそう

そばかす
うれしさが渦まいてる
後ろに浮き輪
うきうき走る
海への道

そばかす
笑顔で絵日記 エトセトラ
映画に演劇  エキストラ
栄誉と栄光  エキサイト
縁は永遠  エンドレス・・

そばかす
奥入瀬の大いなる流れ
落ち葉もまき込みとおとおと
追いつ追われつ
落ちて流るる

そばかす
ベンジャミン
いわし雲
いっしょに数えたあの人の
いつもの口癖
いまよみがえる

ベンジャミン
うつむいて
海鳴りの音数えてた
失ったものが
うんと大きくて

ベンジャミン
永遠に
笑顔のままの写真見て
「エル」と名を呼び
遠雷を聞く

ベンジャミン
お母さん
幼な児の呼ぶその声に
想いを馳せる
大空の彼方

ベンジャミン
みきょう




わとら


えいえんの
えにししんじて きみのもと
えんろはるばる
えきをのりつぎ

わとら
おそれずに
おもいのたけを おもいきり
おおきなこえで
おおぞらをこえ

わとら
りくり
いかは大王
犬は柴
芋はあずまで
意見は無用

りくり
埋めてみようか
うかつな昨日
後ろ暗さ旨味に
ウクレレ弾けば鼻歌

りくり


Kei-Kura あまのじゃく
あてどなき
あそびごころも
あいでんてぃてぃ
 
Kei-kura
いちどきり
いいかんじの
いへやじま
いにしえの夏
 
Kei-kura
うきあしだって
うろたえて
うきたつきみに
うそをならべる
 
Kei-kura

絵日記に
鉛筆強く握りしめ
縁側に佇む横顔を
永久磁石のごとく残れと描く

Kei-kura
 
おしよせる
おもいのままに
おきてがみ
おさななじみに言葉発せず

Kei-kura
すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン



おたまじゃくしも
おてだまも
おばあちゃん家の楽しい
おもいで

ミシャロン
沙音 あまのがわ
あなたを重ね 逢いたくて
あきらめきれぬ
雨音の夜

沙音

いちどだけ
いのちよ消えないでと
祈る夢に
いとしき人のすがた

沙音

恨んだこころは
裏返し
うそばかりの
うれしい気持ち

沙音

永遠に
笑顔の思い出
エンドレス
映写機の中にみつけ

沙音

おしまいのとき
同じ所にいたかった
音もなく逝った
幼さのこる穏やかな顔

沙音










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斉藤そよ かたかたと
かたる指さき 風任せ
かけばかくほど
かるくなるかな

斉藤そよ



かろうじて
風を感じた かえり道
かたちあるもの
かぞえてみたよ

斉藤そよ  (2001)
きょうの この
きらめく秋のきんいろが
きのうの杞憂
きよめてくれる

斉藤そよ



きっとまた
きんいろに降る きりさめを
きりとりたいな
きえいりそうで

斉藤そよ (2001)
くるしくて
くちぶえふくと
くもまから
くったくもなく月があらわる

斉藤そよ


ケースバイケースだからね
けせらせら
けむにまきつつ
けんぜんにいく

斉藤そよ
こんな日は
こもりうたとか恋しくて
ことばころがす
こなゆきの窓

斉藤そよ

ふらっと 垣根越し
交わした約束
神さまが叶えなくても
かたく信じて

ふらっと
金色のキリン
キリンの記憶
記憶の岸辺
キリンはきみと

ふらっと
くすんだ空と
草のにおいに
来るくる春を
くっきりと知る

ふらっと
けんけんしながら蹴った小石が
見当はずれに飛んでゆくのは
経験と研鑚不足のせいかしら
けそけそ け け け と鶏頭笑う

ふらっと
こわれやすいこころ
凍ってコリンと零れ
氷る月の夜
こんなにもこなごな

ふらっと

スー・ からすがほんとに
かぁかぁないてる
かなしいくらいに
かすんだ夕暮れ

スー・
キラキラ光る
きんいろの星を
きままに眺めて
きづいた夜明け

スー・
くまさんたちは特別に
食いしん坊じゃ ありません
くやしい思いをしているはずで
悔い改めよう 人間界

スー・
計画的に
経験つんで
軽快に歩く
ケイン・コスギ

スー・
こうのとりが
小鳥だったら
子供に言い訳
こまるだろうな

スー・
スイートポテト かけっこの 髪が揺れるよ
加代ちゃんの
顔がにこにこ 
輝いてるね

スイートポテト
きらきらと
煌めく細き 金の糸
今日はいずこの
希望叶えん

スイートポテト
熊さんに
栗をあげてと くれる子の
口元の笑み
くったくのなさ

スイートポテト
毛糸編む 
今朝の寒さや 化粧雪
欅の枝に 
汚れ無き白

スイートポテト
こもれびの 恋しい季節
凍る日々
心の中まで
孤独をかこつ

スイートポテト
かのこ 仮縫いの
かたちも 飾りも
軽やかに
母さんの手 神がかり

かのこ
気のないへんじ
気まぐれ きかん坊
肝っ玉かあさんも
切れそうな兆し

かのこ
くつひもむすんで くいくい
くさはらで くるくる
くせ毛はねて くすくす
くぬぎの木みあげて くらくら

かのこ


湘南坊主 かりそめの
かけがいのないかこのひに
かんがいふかく
かたくなになり

湘南坊主
キョンちゃんと
清く正しいキスしたら
緊張しちゃって
気絶しちゃうぜ

湘南坊主
くすくすと笑い声
くねくねと踊りだし
くたくたになっちゃって
くうくうと鳴るおなか

湘南坊主
けしょうまわしで
けんしょうかけて
けっそうかえて
けっしょうたたかう

湘南坊主
コッペパンと
コップの牛乳
コックさんたら
コッテリ調理

湘南坊主
あ〜でるはいど カレンダーに○つける
彼とデートの日
観劇の日
カレンダーは○だらけ

あ〜でるはいど
気のないフリしたり
キスしてみたり
君にこんがらがって
気がふれるのさ

あ〜でるはいど
くのいちみたく
くろねこみたく
くろにまぎれて
くるかもこんや

あ〜でるはいど

健気なフリして
計算づくで
ケロッと騙して
結婚したΚ

あ〜でるはいど
小島麻由美と
小夏とココアが
この冬の恋するあたしの
この上ナシの3点セット

あ〜でるはいど
☆のしずく からすうり
かかしにからまりからまわり
かぜにふかれて
かえりましょ

☆のしずく
きがつけば
きつく結ばれし きみとの絆
きせつを越えて
きらきら煌く

☆のしずく
くつろげる
くうきみたいな君だから
くらしていける
苦楽をともに

☆のしずく
けがれなき
結晶のように
けむる景色に
結婚を決意した今朝

☆のしずく
こっくり色の
木洩れ日のよな言の葉に
こころほどけ
この身焦がす

☆のしずく
そばかす カモミールの花かんむり
髪にかざって 香りたつ
風に香らせかるかると
かけよるかなたの彼のもと

そばかす
君の希望のひかり
消えぬまま
季節をかぞえ
記念樹となれ

そばかす
くたくたに くたびれるほど
苦労はしてない けど・・
暮れなずむ街を染める
紅が胸をこがす そんな夕暮れ

そばかす

恋にこがれて
焦げついたこころ
今宵はここらに
ころがしておこ

そばかす
ベンジャミン かすみ草
かなしいときにいつも聞く
可愛い花が
かさっという音

ベンジャミン
金木犀
黄色い花が香るたび
君と過ごした秋が
今日も恋しくて

ベンジャミン
苦しみに
くくりつけられもがく日々
雲間から射す
久遠の光仰ぐ

ベンジャミン


みきょう かなしみに
かたむいた まま
かたりあう
かぞくに かんしゃ。

みきょう
きっと きれい
きみのこえ そっと
きけたら ずっと
きらめく はつこい

みきょう
くりかえし くびすじに
くちづける
くれないのくちべに
くりごとの ようなくうき

みきょう


わとら 数え唄
叶わぬ思い 風に乗せ
飾らぬ心
悲しいほどに

わとら
気狂いて
傷が唸る夜 霧の中
奇跡信じて
君のもとへと

わとら



りくり




Kei-Kura カットグラスのかけらに
カラーインクをにじませて
かすれ字レター
かの人へ書く
片道の恋叶わないけれど
 
Kei-kura
霧晴れの陽ざしを背に
きりきり舞い
きらきらひかる
キュートな君はなにもの
 
Kei-kura
クラクラときめき
繰り返しくりかえし
くるくる暮れるまで
クロッカス咲く道歩いた
 
Kei-kura
けんびきょうのなか
けっきさかんな
けっきゅうたち
けなげな命すくってください
 
Kei-kura
木漏れ日の中走り
木の葉踏み歩き
木端微塵の心に抗体得て
木陰でひとねむり
 
 Kei-kura

すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 悲しさを
かたくなに隠して
かんじんの
かわいらしさ無くす

沙音
君と出会ったあとの
気持ちのゆれは
金色の夕日映す
きらめく漣

沙音
クラス替え
暗い気持ちで捜す名が
くっきり書かれ同じ
組み合わせの中に

沙音
稽古場で
健気に打ち込む剣道に
敬礼学び
健康もらう

沙音

こんぺいとう
ころころ舌で転がせば
こども時代の
こころに戻る

沙音










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斉藤そよ さむぞらに
さえざえと月
さっきから
サンタのそりに誘われていて

斉藤そよ



さりげなく
さとされちゃった サラダ菜に
「さきまわりなんて 
 さびしいかんじ」

斉藤そよ  (2001)
しんしんと
したしげに降る
しろいろの
しろいろのゆき しあわせの

斉藤そよ



しっぱいしながら
しらずしらずのシンメトリー
しみわたってる
しんぱいいらない

斉藤そよ (2001)
すこしだけ
すなおになれば
すべからく
すみわたる空すばらしい朝

斉藤そよ



すんだ目の
すなおな人の砂時計
すりかえたいな
すこしゆっくり過ぎるといいな

斉藤そよ (2001)
せかいいち
せつないせつな 雪月花
せっかくだから 
せかさないでね

斉藤そよ



せとぎわの
せけんしらずなとしごろの
せいいっぱいな
背伸びもいいな せぇのぉでっ

斉藤そよ (2001)
その日から
そこはかとない素朴さに
そまりはじめた
それぞれの空

斉藤そよ



そうだよね
そうだと思った
その音は 空耳だよね
そうだと思った

斉藤そよ (2001)
ふらっと さっぱりさらりと
さよならいって
さびしくないよと
さってゆくのさ

ふらっと
知らないままに
しておけるほど
知らない仲じゃない
仕方がないなぁ

ふらっと
好きな人と
すましてすっと
すれちがう
スリル

ふらっと
せっかくなので
せいいっぱい
背伸びしてみる
世界のはしっこ

ふらっと
空と海との境目は
そんなにはっきりしてなくて
その日そのときその気分
そっとひっそり染まりあう

ふらっと

スー・ さいのめに切った
最高の豆腐
ささっと味噌汁
さわやかな朝に

スー・
しったかぶりして
知らん顔して
真実はいつも
心底後悔

スー・
スイスイ すばやく
スイミング♪
スヤスヤ すてきな
睡眠とろぅ♪

スー・
せいたかのっぽ
せのびして
せかいのまんなか
せせらぎを聞く夜

スー・
尊敬しあって
それぞれ笑って
そんなのいいな
そういうのがいい

スー・
スイートポテト 寒いねと 寂しさ紛らす
さりげなく
桜草など
探してこようか  

スイートポテト
幸せと知らずに今も
沈んでる
辛抱なんて
しなくていいのに

スイートポテト
ステキだね
スマイル決めて 隙のない
スタイル抜群
スーツ着こなす

スイートポテト

背伸びする せいかな?
背中が眩しい
急かないで行こうよ
青春時代

スイートポテト
空の色 染めて
その手に 注がるる
そっと触れたし
その濡れし 袖

スイートポテト
かのこ さがしてた
さよならのわけ
さからえない
さだめと知る

かのこ
しらじらとあけた朝 
深呼吸ひとつ
沁みこんだ過去
しっとりと未来へ

かのこ
すぎ花粉 
すすりながらも鼻をかむ
すずしげな目も
すぐうさぎの目

かのこ
せなかあわせ
せつないね…
せのびしていた
せいいっぱいの春

かのこ
そらのした
そよぐかぜ
そっとみみうち
そうだんごとと

かのこ

湘南坊主 さりげなく
さりゆく
さるどし
さようなら

湘南坊主
しじみちゃん
しみじみさせてよその出汁で
しずかに煮込んだ
しぐれもまた美味

しょうなん坊主
すいすいすいと
すすめやすすめ
すきなんだから
すすきののよる

湘南坊主
先輩面した
正義の味方
せせら笑って
背中で泣いて

湘南坊主

あ〜でるはいど サハラの
砂漠の真ん中で
さびない花を
咲かせましょう

あ〜でるはいど
しなやかさとか
しおらしさとか
しょんぼりするほど
生涯無縁かも・・・。

あ〜でるはいど
すきなもの
すきなひと
すきあらば
すきまなく

あ〜でるはいど
生活やもの
セレブやないもの
洗濯、掃除、お炊事すべて
せっせとやるヨ、自分でやるヨ。

あ〜でるはいど
それはいつからか
傍にいてくれて
そっと優しく
空見る元気くれたのでした

あ〜でるはいど
☆のしずく さびしさをさらさらと
さり気にやり過ごし
ささやかな幸(さち)
さがしさまよう

☆のしずく
信じあうこころ
しずかな幸せ
しみじみ沁みいる
雫のような

☆のしずく
すずやかに
透きとおるよなスノードロップ
すっとたたずむ
姿が好き

☆のしずく
背伸びをやめた
せつなくて
せめて聞かせて
背中越しのセレナーデ

☆のしずく
早春の
そよふく風はソーダ色
そっとこのまま
傍に居させて

☆のしずく
そばかす
幸せを信じてる
しらじら冴える白い月に
しっかり しっとり うちあけて
しんしん沁みる新年の誓い

そばかす



ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり

すいすいっと
スキマ縫っていくから
すっとんきょうな顔カオ
酔狂な私 滑ったか?

りくり


Kei-Kura さまざまに
さまよい
さすらう
サイトカイン

Kei-kura
しっとり
しずかに
しられずに
しるしつけ

Kei-kura
すぎゆくなつ
すいへいせん
すれすれの
すてきなできごと

Kei-kura
せいいっぱい
せのびして
せんぱいに
せいえんおくる

Kei-kura
そしらぬふりして
そばをかけぬけ
そよかぜのゆうわく
そっとむねに

Kei-kura
すみれのしずく

スピード
すすまず
すまない
透けたい

すみれのしずく
せみぜみないて
せいせいしたわ
せちがらいとか
セミにはむよう

すみれのしずく

歌鳥

好きだったの
全てを見てくれたあなたが
好きになったの
透き通ったその瞳を 

歌鳥



ミシャロン




沙音 さよならの言の葉
さまよえる
さむさに凍え
山茶花のうえに

沙音
知らなかった頃が
しあわせだったと
知ってしまって
真実の意味

沙音
スズランを
すり抜けて吹く
すがすがし
透き通った風 澄み切った音

沙音
蝉時雨
世界を包んで 静寂の
せつなさなぐさめ
清流に降る

沙音
そよぐかぜ
そとへと誘う
そらのいろ
そうそう浮かぶ即興の歌

沙音










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斉藤そよ たしかさを 
たしかめたあと
たくさんの たねをまこうか
たんぽぽのたね

斉藤そよ



たぶん ほら
たいせつなのは タイミング。
ためしてみるのは
たまにでいいな。

斉藤そよ (2001)
ちらばらず
ちかづきすぎず
ちょうどよく
ちちんぷいぷい誓いのことば

斉藤そよ
つくろわず
つたえあえたら
つつがなく
つづくつくづく月夜のつどい

斉藤そよ
てがかりは
てのひらのなか
てばなさず
ていねいにまたてなおしをする 
斉藤そよ
とこしえに
とおざけておく虎のまき
とりとめもなく
とまどえばよく

斉藤そよ



とんとんとん
とおれませんよ とおせんぼ
とどけたくても
とほうにくれても

斉藤そよ (2001)

ふらっと たまてばこ
たまらずあける
たちまちに
経った時間が旅立った

ふらっと
ちいさな風に
ちらちらと
散らされる白
地に敷きつめて

ふらっと
つっぱりぼうくん
突っ張るのがお得意
つらくたって突っぱねて
突っ張りつづけて突き抜けて

ふらっと
てにをはを間違えて
手紙を書いて
てんで違った
顛末になった

ふらっと
とめどなく
とらえどころのない時と
遠い記憶を
とどめておいて

ふらっと
スー・ たんぼのなかに
たたずむ かかしと
たたずむ あざみと
たたずむ わたし

スー・
ちいさな桜の花びらが
ちらちら風に舞いながら
地上にふわりと舞い降りて
知性あふれる絨毯になる

スー・
ついつい
つられて振り向いて
ついでにつまづき
ッてててててて!!

スー・
てのひら見つめて
手相をにらんで
ていねいに生きる
適度にやんわり

スー・
とがった気持ちを
とっておきます
となりのあなたに
とどく時まで

スー・
スイートポテト たが為に 立ちつくす野の
たじろぎに
たれかが我を
ただ見つめおり

スイートポテト
近頃は 近づくことも
忠告も
中途半端で
ちょうど良いかも

スイートポテト
ついかける つまらぬ言葉や
つぶやきが
つまずく子には
つみな ひとこと

スイートポテト
照る曇る 天気のような
照れ隠し
手紙でなんか
手渡せないわ

スイートポテト
飛びたいな
トンビみたいに 遠くまで
止まり木あれば
飛んで行けそう

スイートポテト
かのこ たいようあびて
たんぽぽひらく
たちまち春の
たまてばこ

かのこ
ちりゆくはなの
ちりぢりのゆくえ
ちりばめた宝石のよう
ちりゆくことにも意味をもつ

かのこ
つもりつもった 
つたえたいきもち
つよがり なきむし
つゆしらず

かのこ

手にいだかれし おさなごの
手のひらに 
天授されし たからもの
天使のほほえみと共に そっとひらく

かのこ
とびらのむこう
ときめきが とまらない
とおいきおくの
ときのまほう

かのこ
湘南坊主

つぶらなつぶらな
つぶらなひとみ
ついついみとれて
つくづくつるかめ

湘南坊主


あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす たちまちに
たくさんのこころにであい
ただ ただ たのしく
たからものになる

そばかす

ちらちら ちらら
散る花の下
小さな前進
誓った春です

そばかす



ベンジャミン




みきょう

つじつまあわせのとうこうも
つづかない
つらいおもいが はえてきた
つくしみたいに

みきょう


わとら




りくり




Kei-Kura たとえば
大正ロマンに浸り
佇んで
たわいなく過ごす秋

Kei-kura

近よって
散舞う紅葉の中で
中和されたい
小さな秋

Kei-kura
つややかな紅葉手を
つよくにぎっても
つかみきれない
束の間の恋

Kei-kura
転校話を聞く秋口に
停止する思考回路
天真爛漫なひとの
手のにおい忘れず

Kei-kura
遠くなる秋空見続けて
透明なガラス窓
吐息でくもり
ときめきのイニシャル書く

Kei-kura
すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 楽しいな
たたんでたたんで
たくさん切って
たちまち広がる たなばた飾り

沙音
ちいさくなってゆく
ちぎれんばかりの振る手を
散り行く花の
宙に舞うようだとおもう

沙音
つゆぞらに
月が恋しくつまらなく
つつんだ雲に
繋ぎ目探す

沙音
ていねいに
手書きで綴る手紙のなかに
照り葉の栞
てれかくしだね

沙音
遠い過去
突然浮かぶとめどなく
とりとめもないこと
取り返せないもの

沙音










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斉藤そよ なんとなく
ながれてゆけば
なるように なるよ 菜の花
なやまなくても

斉藤そよ
においたつ
にしの稜線
にこりともしない二匹に
にじむ夏の音

斉藤そよ



日常の
匂いのしない柔和さは
にわかに消える
虹に 似ている

斉藤そよ  (2001)
ぬりかえたはずのラインも
ぬかにくぎ
ぬくもり過多の
ぬるまゆのなか

斉藤そよ



ぬばたまの月の弱音を
ぬすみぎき
ぬかりなく言う
ぬくもりあげる

斉藤そよ  (2001)
眠っても
眠らなくてもみてるゆめ
ねなしぐさ的
ねがわくば族

斉藤そよ



ねぇほらね
ねっこのところ ねづよくて
ねがいごとまで
ネイビーブルー

斉藤そよ (2001)
のはらから
のどかなノイズ のんのんの 
のんきのびやか
ノープログレム

斉藤そよ

ふらっと なつかしい
名前の文字が並ぶから
なにも言えない
涙がにじむ

ふらっと
にどはいわない
にがいことばは
にくみたくない
にしとひがしで

ふらっと
濡れた瞳に
盗まれた心
ぬばたまの夜
縫うように届け

ふらっと
粘りつく妬みのような
ネガティブは
練って捻って
眠らせよう ね!

ふらっと

のぞいたら
希(のぞみ)が叶う覗き穴
乗りかけたなら
ノーリターンで

ふらっと
スー・ なかなか苦しく
なきそうな とき
なんとかなるさっ。
なるようになる!

スー・
にんまりと
にぎやかな空 突然の
煮詰まる気分に
虹が輝く

スー・
ぬるいお湯
ぬるぬる石鹸いい香り
ぬり絵をするよに
ぬりぬりしてみる

スー・
ねころんで
音色に耳を傾ける
寝静まった夜
猫みたいになる

スー・
のんきだね〜
能天気だって言われても
のんびりお茶など
飲んだりしよう♪

スー・
スイートポテト なんとなく 波立つままに
流されて
夏の嘆きは
なすすべも無し

スイートポテト
人魚姫
入道雲の賑わいに
虹色水着
憎いね彼女

スイートポテト
ぬばたまの
濡れた瞳のヌートリア
沼の主とは
ぬぐえぬ ぬれぎぬ

スイートポテト

眠り姫
寝ないで待つの
ネグリジェの
寝返りしては ねじれる思い

スイートポテト
のんびりと のの字に眠る
野良猫の
農具の倉庫に
残る残り香

スイートポテト
かのこ 涙雲
なきがお 
なだめて なぐさめて
ないたカラスが もうわらった

かのこ
にじのそらのむこうへ
にじんだこころと
にちじょうのかおり
にげだしたいきもち すべての橋渡し

かのこ
ぬかよろこび
ぬけがらとなり
ぬらりくらり
ぬまのそこ

かのこ



湘南坊主 なかなかできない
夏の日のアバンチュール
生つば飲み込む
軟弱ナルシスト

湘南坊主




あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす

ぬきあし さしあし
ぬけめなく さりげなく秋
ぬるいほてりを
ぬくもりにぬりかえる秋

そばかす


ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura 夏は去り
なつかしむ間もなく
涙する
名も知らぬ人の訃報知り

Kei-kura

にんじんや
にねんそうの
にじるのかおり
にわか雨の夕げ

Kei-kura



二十一年前
二十一才だったひとと
二十一個の一等星 指で追いながら
二十一年を迎える年の瀬

Kei-kura
ぬれがみのまま
ぬいぐるみのまくら
ぬいなおす
ぬくもりたいから

Kei-kura
ねころんで
ねことともに
ねがいごと
ねすごしてしもうた

Kei-kura

のらりくらり
のはらいっぱい
のっぺらぼうな
ノスタルジー

Kei-kura
すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 なみなみの夏色湛えて
ながれる川は
鳴る風鈴の
七色映し

沙音
虹仰ぎ
にこやかなかお
にぎやかに
庭池およぐ錦の鯉も

沙音
沼底に
主がいるかもぬるぬると
ぬかるんだ水
ぬめる葉沈み

沙音
ねぼけまなこねこ
ねむたそう
ねがおみせて
ねしずまるまで
ねこかぶりする

沙音
野に咲く花の
伸びゆく姿
のどかな春の
残りかすかに

沙音










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斉藤そよ はるがきて
はしゃいでいます 
はろーはろー
はっぱはなびらはれわたるそら

斉藤そよ
ひだまりの
ひまのまにまに 
ひっそりと
ひろくひろがるひとのおもいで

斉藤そよ



ひまわりや
ヒコーキ雲のひるさがり
ひみつをひとつ
ひなたにはこぶ  ひねもすひとりびよりかな

斉藤そよ (2001)
ふかくにも
ふれてしまった
ふういんの
ふたりぼっちのふゆのおもいで

斉藤そよ



ふじゆうで
ふくざつそうな ふりも好き
ふりむきざまの
ふれたさなんかも

斉藤そよ (2001)
へだてても
へいきへっちゃら
へいじつの へやからへやへ へいこういどう

斉藤そよ
ほうかごを
ほのぼの歩く
ほめられて
ほっぺほくほくほころんでいる

斉藤そよ



ほんとうは
ほっとしてるの
ほら あのひ
ほしに願いを ほのめかしたし

斉藤そよ (2001)
ふらっと 儚さの範囲を
はかりかねている
はらはらとちる
花びらの下

ふらっと
ひとつ また
ひとつと拾う
ひたひたと人が歩いた
秘密の跡を

ふらっと
ふかふかの双葉
ふるふる触れそうで
不意に不覚に
触れる琴線
  
ふらっと
返信を待たなくなって
屁理屈もいわなくなって
へっちゃらを装っている
平日 昼 部屋
  
ふらっと
北海道
ほっとするのは
他ならぬあなたが
ほわり微笑んでるから

ふらっと
スー・ 白鳥群
遥か彼方の聖地まで
羽ばたいていく
半人前でも

スー・
ひし形の
光り輝くまぶしさを
秘密に受け取る
ひまわりみたいに

スー・
ふうせんを
ふ〜っと大きくふくらませ
ふんわり風ふく
ふんふん はなうた
  
スー・
へっちゃらだい!
平気な振りのそのあとの
へりくつ顔の
へのへのもへじ

スー・

スイートポテト 晴れやかな 母の笑顔が
弾けてる
春うららかな
花びらの下

スイートポテト
光る海 瞳の裏に 
一人秘め
人恋初めし
ひまわりの花

スイートポテト
不思議だな
冬の終わりに ふくらむ芽
不安も期待も
封じ込めてる

スイートポテト

平気だよ
平静装うへの字口
へっぴり腰でも
へつらいは嫌

スイートポテト
星空を
細く流れる星ひとつ
ほろ酔い気分で
ほら見てごらん

スイートポテト
かのこ




湘南坊主

ふうわりふわり
ふたりでふらり
ふっくらこんと
ふくるるふくり

湘南坊主


あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす



ほおじろ ほのぼの
ほぉほけきょ
ほんのり ほほそめ
ほぉと ほうろう

そばかす 
ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura はしのたもとで
はじらうように
はるをまつ
はなけなげ
 
Kei-kura

一人きりの回想旅行
飛行船に乗り雲にのり
広い海越え生死を越えて
ひょうたん島で見つけたいものあり
 
Kei-kura

ふらふらと 
ふらちなふたり
ふしだらに
ふとしたぬくもりも ふりーすたいるで

Kei-Kura

平和を求め 争った人々がいて
平和を願い 散った人々がいて
平和を誓い 歌った人々がいて
平和な時代 無傷な私がいる
 
kei-kura

星屑の空に
箒にまたがり颯爽と
放物線を描いたら
ほろりほろりと涙落ち
 
Kei-kura
すみれのしずく



ほうほうを
ほこらしく
ほじするきみは
ほら穴のなか
 
すみれのしずく
歌鳥




ミシャロン




沙音 初恋の儚さ
花に紛らし春の空
腫れた目に染む
はなやかな色

沙音

ひさし越し
飛行機雲に日が射して
ひゅると風吹く
日暮れの匂い

沙音
ふきながし膨らむ色彩
ふわり浮き
不満も不安も
ふくいくと流し

沙音
塀越しの
糸瓜のかたちがへんてこで
へらへら笑う
変なかおして

沙音
蛍狩り
ほらみっけ♪とほがらかに
星空のもと
ほしくずのよに

沙音











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斉藤そよ まいおりる
まざる まどろむ
まなうらに
まっしろなゆき まもりつづける

斉藤そよ



「またいつか」
まぁるい時間はまたたくま
まてどくらせど
またとないかも

斉藤そよ (2001)

みえるなら みらくるだよね
みちたりた
みどりの末来 
みえているなら

斉藤そよ




みかづきに
みすかされては水の泡
みじかい夏の
みずいろごっこ

斉藤そよ (2001)

むかしから
むじゃきむぼうびむこうみず
ムーミン谷へと
むかっています

斉藤そよ



むこうから
むら雲みたいな胸騒ぎ
虫干ししてから
むかいあおうか

斉藤そよ (2001)

めくるめく
芽吹きの五月
めいめいが
恵みの神にめぐりあう月

斉藤そよ



めずらしく
目をそむけてる?
メロディが消えちゃうほどに
メトロノームを動かすなんて

斉藤そよ (2001)
もうなにも
ものがたらない もりのかみ
ものやわらかに 
もえいずるだけ

斉藤そよ



ふらっと 「またあした」
真っ赤に燃える夕空に
負けないほどに
真心 まっすぐ

ふらっと

耳を澄ますと
瑞々しさが
満ち満ちてきて
道がみつかる

ふらっと

むかしのおはなし
村の娘が
無明の夜に
結ぶ約束

ふらっと
メメント・モリを
銘ずる、肝に
召される日まで
merry!とめくばせ

ふらっと
もとはといえば
もったいぶった
もの言いのせい
戻れないのに

ふらっと

スー・ まってます
満月の夜にまってます
魔法使いの
魔女になるから

スー・

三日月を
みんなでじっと見上げたい
ミルクセーキと
未知との遭遇
 
スー・

夢中なら
無理して辛くならないで
むっとしたって
無邪気な笑顔で
 
スー・

迷宮に
面倒だけど迷い込み
滅多に言わない
名言探す
 
スー・

もうちょっと
もっと違ったふうにして
盛りあがろうよ
もう一度だけ
 
スー・

スイートポテト




かのこ




湘南坊主




あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす
みんな ミラクル
未来も今も
見通せないから
見逃せない

そばかす



ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura マイケルで舞い上がり
マイルスに惑い
マストロヤンニは眩く
前田夕暮とまどろむ
 
Kei-kura

道で皆と別れ
路に南風吹いて
途は港へと向かい
未知と戯れる
 
Kei-kura

無意識に
向かい合う
紫露草に
胸焦がす
 
Kei-kura

眩暈いするほど
酩酊し
めくるめくって
目覚め戸惑う
 
Kei-kura

靄の中
もろくあやうい
木綿花摘んで
もとめ合う
 
Kei-kura

すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 まさかと思う
真っ白になった頭に
学ぶあなたの姿
まざまざと浮かぶ

沙音
蜜柑色
三日月と星 見つめあう
みあげる頃には
みがかれて白く

沙音
むずかしく
無理難題を無作為に
向かい合って
無謀に出すひと

沙音
めちゃくちゃな
命令するけどめいわくなの
目からひとつぶ
めずらくぽとり

沙音
もし なんて
持つべき考えもうよして
もちろん今を
猛烈に生きる

沙音










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斉藤そよ やましさも
やさしさも やや 
やすっぽくやわらかくなる
やまにむかえば

斉藤そよ


悠久の
ユートピアかな
ゆるやかに
雪のまにまにゆるされるゆめ

斉藤そよ



ゆうべみた
ゆめをたよりに ゆうすずみ
ゆくさきは
ゆびさきだけが決める気がする

斉藤そよ (2001)


よるべなき
よわさやさしささみしさを 
よごとよどおし
よびさます秋

斉藤そよ



よくみれば
ようじんぶかさが
よく似てる
よそよそしげに 夜をゆく風

斉藤そよ (2001)
 
ふらっと やるせないのは
やさしさを
やましく思うこと
やめておねがい

ふらっと


夢見心地で
ゆっくりと
ゆられてゆれて
ゆするゆりかご

ふらっと


四行の余白
余韻に酔いしれ
宵星空にともり
夜いろを連れ

ふらっと

スー・ やっぱりね
やっと実感したんだね
やっぱりそれは
やってきたんだ
 
スー・




スイートポテト




かのこ




湘南坊主




あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす




ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura やきいも
やきあがり
やきもちも
やわらかくなり
 
Kei-kura


夕映え染まる
夕照橋の下での
唯一無二の指きりを
ユキノシタが見ていた
 
Kei-kura

妖精たちと
酔いしれて
寄り添い上る
よこすかの坂道
 
Kei-kura

すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 やがてきみは
安らかな寝顔闇に浮かべ
やさしくつぶやく
約束のことば

沙音
ゆく先を告げず
雪のなかに消えたひと
夕暮れが悲しく
揺れていた日

沙音
よせる波
呼ばれたような余韻を残し
夜明けのひかりに
歓びのせて

沙音











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斉藤そよ ラジカルな 
らいふすたいる
らんぼうでラフならくがき
らしくないかな

斉藤そよ

凛として 
りりしくあらん 
リフレイン

リサーチなんてしたりはしない

斉藤そよ

るすのひは
ルフィをさがす
ループする
るるめんめんを海に放って

斉藤そよ

れきしてき
れんあいかもよ
れいせいにみわたせば ほら
れもんいえろー

斉藤そよ


ふらっと 磊落に
楽天的に
落語で笑う
luxury

ふらっと

りりり りりんと
リレーする
リズムで唄う風の鈴
リラックスする耳も心も

ふらっと




スー・




スイートポテト




かのこ




湘南坊主




あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす




ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura




すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン




沙音 来年は
ランドセルゆらし
落書きやラムネの道も
来賓のように

沙音

流星群
六花舞うよな
リキュールに
竜宮を理屈なく浮かべる

沙音

瑠璃色の
ルーペのぞいて
ルビ振る文字に
ループ描いてあらルーレット

沙音
レスキューへ
連絡とって恋愛は
烈日烈火
冷却不可能

沙音
蝋燭とロンドをバックの
朗読は
ろくに聞かないでも
ロマンティック

沙音











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ん?
斉藤そよ




ふらっと




スー・




スイートポテト




かのこ




湘南坊主




あ〜でるはいど




☆のしずく




そばかす




ベンジャミン




みきょう




わとら




りくり




Kei-Kura




すみれのしずく




歌鳥




ミシャロン









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cap verses / そよ日暮らし