cap verses  /  そよ日暮らし

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NO.208 2004/03/23 (21人76作) 
まわる 新学期

国語の教科書
もう一度
読んでみたいな
もっと楽しく

ふみちゃん
まわる景色と歓声と
漂うキャラメル味の風
黄昏輝くその場所は
ふたりのおもひで遊園地

ふみちゃん
新学期
朝の冷たいそよ風に
かすかにふるえた
こころとサクラ

ふみちゃん
国語の教科書
きれいな挿絵
新しい本の匂い
春 満載

そばかす

新学期の
クラス替え
上気した頬に
そよ風さらり

そばかす
国語の教科書
めくったページ
偶然見つけたあたしの名前
振り返ったら君がいた

夏野花
まわる
ころがる
ひとがいきる
おもしろさ

夏野花
新学期の深呼吸
君の名前を見つけて
入る教室
懐かしい顔

夏野花
こんにちわぁ。「国語の教科書」こんなにきれいに並びましたの。偶然好きな管理人は、こういうことがとてもうれしぃわけで(^^♪

国語の教科書、ほんとうにつくづくもっともう一度、学びたくなるものであります。うんうん。
子どもたちが新学期に持ち帰るそれ、ほんとにいつも楽しみなのです。春満載って、ほんとうにそう。
夏野花さんの君のいる風景、思い浮かべてたのしみました。にこにこ。
ふみちゃんのキャラメル味の風だとか、皆さんの新学期・・・どれも好きなものでした。ぺこり。






国後、択捉、色丹、歯舞
いつかの夢で泳いで渡った
青い目をした知らない人が
こっちにおいでと笑ってた

あ〜でるはいど
まわる日常
まわる地球
止まるコトなど
知らぬ輩ダ

あ〜でるはいど
新学期がそぅ
学生時代より
遥かに楽しみ
そよ先生(^^)

あ〜でるはいど

まわる地球に生まれてヨカッタ
まるい日の丸の日本でヨカッタ
まわるネットで遊んで出会った
まーるく心がなる本、手にした

あ〜でるはいど

「まわる日常 まわる地球 止まるコトなど 知らぬ輩(やから)ダ」 ぱちぱちぱちち。とても好き〜。
そしてそれから、「まわるネットで遊んで出会った まーるく心がなる本」 のこと とてもとてもうれしかったの。
ありがとぉです。しみじみと。






国語があんなに
はなしかけても
算数ってば
みむきもしない。

すみれのしずく
まわるつもりよ
あなたのまわりを
これがあたしの
恋の仕方よ

すみれのしずく
新学期に
上靴を
新しくするのが
キライだったな

すみれのしずく
さてそして、今週もまたこんなふうな恋の仕方にまいっちゃうのでありました(^^♪
「まわるつもりよ あなたのまわりを これがあたしの 恋の仕方よ」  くらくらしました。
・・・ ちなみに すみれのしずくちゃんはいつもたいてい次週のお題が発表になると即、投稿してくれるのだけれども
これら三つは、本当にあっというまに届けてくれたものなのでした。すてき。





国語の時間
眠るきみの髪が
頬にかかる瞬間
恋に堕ちる瞬間

ケト
まわる風車
わすれな草
るすばん電話
わたしのすきなもの

ケト
新学期の
女の子の
笑い声が
廊下に響く

ケト
「すきなもの」 だよ 「すきなもの」
国旗のつまようじ刺さったライス
「これ、どこの国?」って聞かれても
地理に疎い母さんじゃ
答えてあげられないの・・ごめんね

スノー
ま わるいの
み きる おもい
め ただ とじて
も すこし ひとりで

スノー(あれ、「む」は?(笑))
新学期
胸ふくらませ 歩む道
桜のつぼみも
応援してるよ

スノー
あぁそして。まわるわ・まみめも そんなお二人なのでした(^^♪ とてもすきです。わすれな草のあたりもとても。
なんとなく縦読みが癖になって、どうしても他のものまで四字熟語に見えてしまうのでした。
国眠頬恋・新女笑廊・新胸桜応 ね。すてきでしょぅ。ありがとぅです。よい春を!





国境の町
薄暗いホテルの一室
淡いハンガーの影
ゆらゆら揺れる

肉野菜
まわる
まわる
沖のカモメの
群れの濃淡

肉野菜
新学期
ランドセルの黒
淡いさくらの
舞い散る中

肉野菜
国境は ない 
けれど 天気の良い
影踏みの世界 
ひとつ 夢 見ゆる

みきょう
まわる煙の 渦巻き
ころがしながら 深く
吸い込み 肺をえぐり
日常に 鋭く よどむ

みきょう
新学期に 微笑む
会える喜び 繰り返し
駆ける こどもの
温和な 春の 翼は

みきょう
「翼は」 だよ 「翼は」
国境を越えていく
渡り鳥
国の境は
人だけにあるものなんだなぁ

やじろべぇ
まわる季節の
たおやかさ
今日のお天気
晴れとくれ

やじろべぇ
新学期迎える
どきどきは
ハイテンションな
様子でわかる

やじろべぇ
冒頭で「国語の教科書」がみっつ並んだのだけれども、ここではほら、国境なのです。
薄暗いホテル・影ふみの世界・渡り鳥 それぞれの世界なのだけれども なんか 底の方では、つながっていて
どれも静かでとても好きです。うん。とても。






国もなく金もなく
風の噂も追い越して
ただ己に身を委ね
海を渡り星をめぐる

克惟
まわる私 まわる犬
待て待てとぐるぐると
待たん待たんとすいすいと
まわる私 まわる惑星

克惟
新学期だから
始まりだから
だから何だって
言われても困るけど

克惟

まわるぞくるくるくるくるくる
超高速だ〜超低速だ〜
ときどきとまってたちくらみ
ぽけっとしてからくねくねあるく。

ゆきほ

あぁなんか・・・くるくるちっくなお二人でした(^^♪ 
くるくるまわってなにげなく銀河まで帰っていってしまいそうな克惟さんと
くるくるまわって ぼけっとしてからくねくねあるくゆきほさん
どちらもたいそう好きな風景なのでした。






国語の時間
最初に習った
短歌は確か
柿本人麻呂

ふらっと
まわる糸車
つむぐ時の糸
めぐる季節織り
わたし色のタペストリー

ふらっと
新学期までの
わたしはだぁれ
曖昧あやふや
ほっぺゆるむね

ふらっと




まわる回る
くるくるくるると
景色を替えて
春は足ばや

スイートポテト
新学期スタート
制服に身を包み
緊張した笑顔
あの子も この子も

スイートポテト
国を挙げての応援背負い
駆け抜けたあの日から四年
Qちゃん お疲れさま
これからは自分の為に走ってね

ベンジャミン
まわる 季節
くりかえす 日々
見慣れた景色の中でも
毎日 今日が特別の一日

ベンジャミン
新学期はいつも
おろしたての白い靴下
席替えのくじではじまる朝
あのときめき 今もあざやかに

ベンジャミン
「まわる」なシリトリが、とてもすてきな皆さんでした。
いつの季節もきっと季節のまんなかに居られるような方々ですが、なかでも春がお似合いなのです。にこにこ。
わたし色のタペストリー / 春は足ばや /  毎日 今日が特別の一日  ぱちぱちぱちち。 






国をいくつ
従えても
手に入らない
花がある

葉弥月 
まわる世界に
まわる月
星のめぐりは
君次第

葉弥月
新学期
その言葉から
遠く離れる一瞬が
こんなに早くせまってる

葉弥月
国境をひいた
赤い油性マジックで
幾千万の
"私"の手で

葉弥月
間、悪くても
どうにかなってる
間、悪くないのかも
天才かも

葉弥月 
新学期
桜と
毛虫と
おニューの靴

葉弥月
「新学期 桜と 毛虫と おニューの靴」 これを見て、
むずむずと春めいてくるわたくしでした。毛虫のあたりが心地よさげで。にこにこ。
「国をいくつ 従えても 手に入らない 花がある」  これね 「花」 なところが好きでした。うん。とても。





国との
境が
異境(イサカイ)を
つくりだす

ふら・りー
まわる
コーヒーカップの色彩の中で
私は下をむいていた
そんなめまぐるしい恋 

ふら・りー
新学期 
私が欲しかったものは
ノートでも鉛筆でもなく
あなたを消せる消しゴム

ふら・りー
国からの便りの中に
さくらの花びら
そうそれだけのこと
想いはあわいつぼみは固い

ふら・りー


「まわる コーヒーカップの色彩の中で 私は下をむいていた・・・」 春の思い出せつなくて。きゅん。
遊園地に流れる音楽までもが聞こえてきそうなシリトリでした。とてもすきです






国境を越え
時空を越えて
つながりあえる
またたく想い

スー・
まわるように
ゆっくりと
うつろう夜空の
星と共に酔う

スー・
新学期
まぶしすぎて
きらめきすぎて
それが切ない

スー・
国松さまの
おとおりだ〜いっ♪
この歌一生
歌えるな きっと

スー・
まわるレコード
針を落として
息をひそめる
コーヒーの湯気

スー・
新学期になり
ランドセル背負い
走る子供の
足音が好き

スー・
国民的な
新学期むかえ
忙しそうに
まわる父母たち

スー・
まわる時計の
針は毎日
数字を追いかけ
タフなランナー

スー・
桜が咲いて
新学期になり
国の平和が
まわるように舞う

スー・
なんとなく扱いずらい「国」なお題だったのだけれども・・・
国境を越え 時空を超えて / 国松さまのおとおりだ〜いっ♪ /国民的な新学期・・・
やっぱり今日もこんなにも すらすらと口ずさんでいるスーちゃんなのでした。さすが。


「まわるレコード 針を落として 息をひそめる コーヒーの湯気」 これ なつかしすぎて大好きでした。あぁ。





国を追われた者の悔しさを
国を無くした者の悲しさを
どう推し量ればいいのだろう
ここは戦争から遠い国

わとら
まわる
オルゴールのバレリーナ
飛び出す
おもちゃ箱のピエロ

わとら
新学期の思い出は
赤いランドセル
桜並木とお母さん
とびきりの笑顔

わとら
「ピエロ」 だよ 「ピエロ」
国から国へ
雲の娘を
風の少年が
追いかけていったよ

わとら
まわる
独楽に乗って
お伽の国を
旅しよう

わとら
新学期
新しい教科書から
飛び出した
言霊たち

わとら
国の向こうには人
人の向こうには命
命の向こうには
限りある大地

わとら
まわる地球
繰り返す生き死に
いとなみの中の
宇宙

わとら
新学期など
来なければいいのにと
部屋の中で おびえる君を
抱きしめることしか できなかった

わとら
はじめてご投稿くださいました わとらさんです。ようこそここへ。こんにちわ。
わとらってお名前とてもとても素敵ですねぇ。ひらかなも、ひびきも。 
「国から国へ 雲の娘を 風の少年が 追いかけていったよ」 これ とても好きな四行でした。 
せっかく来て下さったところ、春休みに入ってしまいますが、四月にまたお待ちしていますね。ぺこり。






国宝級の
目尻のしわに
刻み込まれた
想い出たわわに

湘南坊主
まわる天体
じっと見ていたい
キミが好きみたい
だから今夜期待

湘南坊主
新学期として
印象うすいぞ
がんばれ
二学期、三学期

湘南坊主
「国宝級の 目尻のしわに 刻み込まれた 想い出たわわに」 
あぁ。とてもとてもとても素敵な目尻のしわです。国宝級です。みつめています。さすがなのです。ぱちぱちぱちち。
あ。「まわる天体」は、ラップのリズムになるようにぎゅっとちぢめて音読させていただきました(^^♪





国道の
桜並木で
偶然に
行き違う日のための口紅

soyo
まわる思い出 
走馬灯
雪原にゆきが降りつづき
草原に馬が走りつづける

soyo
新学期までに
新品の
邪気と無邪気を
揃えなくちゃね

soyo