cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.205 2004/03/02 (20人73作) 
花びら わく たたずむ

花びらがそっと
うすもも色に
春の陽射しに
恋して染まる

ふみちゃん
わく湯の音が
シュンシュンと
ひとりの部屋と
胸 湿らせる

ふみちゃん
たたずむ影が
一秒ごとに
夜の闇へと
帰る時刻

ふみちゃん
 「わく湯の音がシュンシュンと ひとりの部屋と 胸 湿らせる」 
ぱちぱちぱちち。だいすきでした、こころから。 『シュンシュン』なところがとくにだいじなのです。シュンシュン。





花びら1枚
湯呑みに浮かぶ
茶柱みたいで
なんだか嬉し♪

あ〜でるはいど
輪くぐり玉のり
空中ブランコ
サーカスはヤノか
コグレかキノですな

あ〜でるはいど
たたずむポスト
誰かの想い
飲み込み吐き出し
今日もたたずむ

あ〜でるはいど
花びらみたいに
ちいさな
しなやか
ポッケにひそめて

すみれのしずく
わくわく
させてて
連れて行ってよ
あたしを春へと

すみれのしずく
たたずむ
背中に
抱きつこうかな
蹴ってやろうかな

すみれのしずく
たたずむポスト と ポッケのしなやか どちらもぎゅぅって想いが詰まっているようで、お気に入りです。ありがとぉです。





花びらくらい
軽やかな
リズムを刻む
愛の歌をきみに

ケト
わくわくして
眠れないのは
満月の夜
何かありそうで

ケト
たたずむ姿が
あまりに綺麗で
声なんてとても
かけられないよ

ケト
花びらが
ささやくようにはらはらり
春は近いよ
はらはらはらり

肉野菜
惑星が
一直線に並んだあの日
いつまでも空を見ていました。
ただなんとなく

肉野菜
たたずむ君の
猫背はいつも
夕日に染まる
あの日のままで

肉野菜
今日もまた たたずむ人を遠巻きに、みまもっているお二人でした。いいなぁ・・・。
「・・・満月の夜 何かありそうで」   「春は近いよ はらはらはらり」 こんなところもとても好き〜。





花びらみたいに
舞う雪を
空を見上げて
手のひらで待つ

みなち

たたずむり
という
じっとしている
生き物がいるらしい

みなち
花びら萌える
瑞枝の指先
ふるえて待つは
恋の初風

克惟
ワクチン欲しいな
君への免疫
てんでないよな
ぼくちんだから

克惟
たずむ猫の子
野の花すみれ
ゆらりゆられて
はじけるプリズム

克惟
花びらよ
はらはら
おちて
こないでよ

湘南坊主
わく だけじゃ
わくわくしても
それ
どまり

湘南坊主
たたずむと
ただ
なんとなく
ほっとした

湘南坊主
さてそして今週の なごむで賞 な発表です(^^♪
「たたずむり」 とか 「ぼくちん」 だとか 「花びらよ はらはらおちてこないでよ」 ・・・ どなたもみんなもぉさいこぉでにっこにこ。






花びら舞い散る校庭を
仲良しみんなで歩いてる
何組になるのかな
今日は嬉しい入学式
          
みらい
わくわく楽しい時間
大好物さんこんにちは
ちょっと苦手もこんにちは
美味しい給食たのしいな

みらい
たたずむ町並み
目を向けてふっと思った
あの家もこの家もあっちの家も
みんな同じかたちだな

みらい
「花びら舞い散る校庭を・・・」 思い浮かべてみるだけで ふうわりやさしくなれる景色な のどかなシリトリ ありがとぉです。
こちらでは、雪が残っている年も多いのだけれど、入学式のイメージはやっぱりあわい桜色です。





花びらひらひら舞い落ちて
君の学生服の肩の上
そっとつまんで生徒手帳に
そんな私の遠い春

ベンジャミン
わくわく
どきどき
あえるかな
こんな春の日

ベンジャミン
たたずむ 心
暮れゆく 空
私は私の影法師と
ひとつになって溶けてゆく

ベンジャミン
「・・・影法師とひとつになって溶けてゆく」 そんな日暮れがさびしげで、しんとしずかに読みました。 
うんそして 「わくわく・・・」のそのままかげんがとても好きです。ありがとぉです。






花びらから伝う
透明なしずく
かぐわしく あたたかく
そしていとおしく

スノー
わくをかざる
ふわふわの はな
なかには いっしょうけんめいかいた
かあさんの にこにこえがお

スノー
たたずむ川辺
思い出すのは
あなたのことばかり
泣きながら 思い出し笑い

スノー
「わくをかざる ふわふわの はな」 ここのところが大好きでした。
あの花の ふわふわ感はとくべつで いまここで ふいに出会えて なんかふわっとうれしくて。にこにこ。





花びら回転
看板持ち
新宿深夜
暇持余す

葉弥月
ワクチンは
この世でひとつ
まだ見ぬ
あなた

葉弥月
たたずむマチは
さむすぎて
にげこんだ部屋も
いまや磨がれた氷のよう

葉弥月
「あなた」 だよ 「あなた」
花びら美し
齧れば
受ける
甘い毒

葉弥月
病葉繰らば
風舞の
黄色くくぐもる
私の姿

葉弥月
たたずむひとの
たたずまいは
ただすまいと
ただすまいへかえる

葉弥月
「毒」 だよ 「毒」 「姿」 だよ 「姿」
「わくらばくらば・・・」 声に出して読みたくて。 「黄色くくぐもる」 こんなところも静かなのです。
ぐぐっとおとなな雰囲気の このごろの葉弥月さんです。すてきなのです。






花びらの
ひとひらにさえ涙する
春の日透かし
見ているのはいつ

ふらっと

涌く水のように
心は止まらずに
流れてゆくから
追いつけずにいる

ふらっと
たたずむという言葉には
ひっそりと
青い炎が
寄り添っている

ふらっと
花びらの生きる力を
願いに 思いに 変えていく
できるできるできる・・
一人勝手の花うらない

ふら・りー


佇むという字に
沈む花びらは
切なさの淡く香りし
春 沈丁花

ふらっと
花びらが舞うなか
このまま一緒に花びらになり
はるの色に
とけこむわたし

ふら・りー
わくの中にしまっておきたい
切り取ったとしても
決して崩れる事の無い
つきとほし

ふら・りー
たたずむ姿はさみしくて
立ち去る姿は勇敢で
座り込んでしまった私は
何を感じればいいのだろう

ふら・りー
「・・・春の日透かし 見ているのはいつ」  「・・・はるの色に とけこむわたし」 ありがとぉです。
『花びら』という言葉がしっくりお似合いな、そんなおふたりなのでした・・・春には欠かせなさそうな♪ 





花びらつつく
メジロ発見
横目で見ながら
通勤通勤♪

スー・
わくわくするほど
高まる気持ちを
抑えようかな?
どうしようかな。。。

スー・
たたずむ庭の
木の影のふち
目の前に光る
新芽が眩しい

スー・
花びらさえも
いとおしくなる
やさしい春の
切ない魔法

スー・
わくで囲って
大事に育てる
心の中の
小さな果樹園

スー・
たたずむことを
しなくなったの
いつからだっけ?
また たたずもう

スー・
花びらが散り
香りが消えても
わくわくするよ
たたずむ梅林

スー・
わくに はまらず
凛としながら
たたずむ可憐な
花びらに泣く

スー・
たたずむ私に
降り注ぐのは
残り香かおる
花びらの雨

スー・
真ん中の 「心の中の小さな果樹園」 大好きでした。
すももとか洋ナシとかがなってる気がする。にこにこぉ。





花びらが降る
ふる里の川岸の
桜の古木
今年も花降れ

スイートポテト
わくわくと 嬉しい想い
わき出して
ハイテンションの
我 恥ずかしく

スイートポテト

花びらが降るふる里を 思い浮かべて心地よいです。
たった四行なんだけど、川の流れるようすまでこんなに近しく感じられます。ありがとぉです。





花びらすべすべ
冷やっこい
布団にするなら
夏の夜

りくり

わくに嵌っています
脱け出す離れ技も
あなたが助手ならできそう
指名してもいいですか?

りくり
たたずむポストの
手紙全部より
3行メールに
書きたい言葉

りくり
あぁ なんか 今日もくまなくりくりさんです。ありがとぅです。うれしぃの。
「花びらすべすべ 冷やっこい 布団にするなら 夏の夜」 うぅん。しんせん。ほれぼれします。いいきもち。らん♪





 
  
花びら つなげて
君の家まで届いたら
春の夢追い
心静かな 泉湧く

やじろべぇ
わくわくと 過ごした
時間 何で 
こんなに早いのか
今 一人佇む

やじろべぇ
たたずむ時の流れ
春の嵐の 勢いが
木々をゆらし 大空に 
鮮やかな 花びら

やじろべぇ
また今週もさりげなく シリトリごとにシリトリな、やじろべぇさんなのでした。
「・・・春の嵐の 勢いが 木々をゆらし 大空に・・・」 こういうところ大好きでした。
このごろとくにこのような 正々としたものにひかれるわたしです。うんうん。





花びらが
街を静かに包み込む
きみが旅立ち
1年が経つ

momo
わくわくと
子どもだったね あの頃の
笑い声まで
戻ろうか

momo
たたずむ人の瞳には
いつもあなたがいるのでしょう
「ただいま」の声聞きたくて
「おかえり」をただ言いたくて

momo
さてさてそして なつかしいあのmomoさんが来てくれました。うれしぃの。
静かできれいなところに立って、しんと書かれたものな気がして、姿勢を正して読みました。
どれもがとても大切でした。ありがとぉです。ぜひぜひぜひまたくださいね。






花びらが
挟まれていて道路地図
とぎれとぎれに
過去を伝える

soyo
わく星の
軌道に乗って
まわってた
遠心力のこともしらずに

soyo
たたずむと
もう動けなくなりそうな
こころ 
水辺で眠っておいで

soyo





追加しました。火曜日の夜。
花びらの
桃色に
雪の白さ 忘るる
それも 風流

みきょう
ワクチンは
パソコンの
ウイルス退治
貧しき国の こども 想う

みきょう
たたずむ のか
ただ すむ のか
それだけの
大きな ちがい

みきょう
こんばんわー。 たたずむ ただ すむ ・・・ 「それだけの 大きな ちがい」 ←ここのところが好きでした。
ワクチンは・・・ うんうんうんって読みました。ありがとぅです。またお待ちしていますね。