cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.203 2004/02/17 (19人75作) 

カナ


歌声のような
さえずりに
幾度も幾度も
癒されて

ふみちゃん
感激屋さんの
あのこの目から
まっすぐおちた
きれいな涙

ふみちゃん
カナリア色の
月と花
ゆれる真夏の
夜の夢をみた

ふみちゃん
歌は
聴くのも
歌うのも
好き

あ〜でるはいど
感じる
ままに
歌って
カナリア

あ〜でるはいど
かなわぬ恋に
道ならぬ恋
平穏よりは
あのコらしい

あ〜でるはいど
歌うように
言葉を綴る
あの子が今
こっちを見てた

ケト
感じ方なら
人それぞれ
共有出来る人は
少ないから出会いたい

ケト
カナリア色の
セーターの裾
ひっぱるきみの
手がかわいくて

ケト
こんにちわぁ。ふみちゃんの 『カナリア色の月と花』  ケトちゃんの 『カナリア色のセーターの裾』 どちらもとても好きでした・・・。
深く濃く きれいな黄色が目に浮かび うっとりとして しまうのでした。
そしてそれから あ〜でるはいどさんの 『感じるままに歌ってカナリア』 ぱちぱちぱちち。素敵です。 
さりげなく お題を三つ入れてくれましたね。拍手です〜っ。






歌謡曲は
火曜に聞く
話は変わって
帰路を行く

すみれのしずく
感謝
してます
ずっとうるさく
怒ってくれて

すみれのしずく
カナシミ
ひとつ
そこに
いてもいいよ

すみれのしずく
歌声なら
きっと忘れない
すべて
薄らいでいくとしても

みなち
感蹴りして
もやもやは
遠くに
とばすといい

みなち
カナコリ
冷たいのに
そんなに
キラキラしてずるい

みなち  
カナコリはつららのことです。父しか言わない言葉かもしれない。 
すみれのしずくちゃん様の 「感謝してます ずっとうるさく怒ってくれて」 ぱちぱちぱちち 感無量です(^^♪ すごくすき。
そしてそしてみなちさん 「感蹴りして もやもやは 遠くに とばすといい」 んー。さすがなのです。
 蹴ろう蹴ろう もやもや全部 並べて蹴ろぉ♪ と思うのでした。気持ちよいです。とてもすき〜。






歌うならさやっぱり演歌
哀愁、未練、勇気、優しさ
決まっていつもたらたらで
大切なものを思い出す

克惟
感想文の宿題は
決まっていつも後回し
僕が思ったことなんて
複雑希薄で言葉にならない

克惟
敵わないや
君にはとても
謝るのは決まっていつも
君の方が先なんだ

克惟
歌おうよ
とにかく一緒に歌おうよ
昨日のことなんて
忘れちまえよ

肉野菜
感覚が
冴え過ぎる目覚め
七色のもや
午前五時

肉野菜
「かならず」と
あの日の言葉嘘じゃなく
時のながれが
悲しすぎるだけ

肉野菜
ひきつづき 『感』 が素敵なお二人でした。複雑希薄な克惟さん。感覚が冴え過ぎる目覚めの肉野菜さん。どちらもとても好きでした。
克惟さんのシリトリは、『決まっていつも』三部作です。拍手です。
肉野菜さんの 「感覚が 冴え過ぎる目覚め ・・・」 ちょうどこのごろ そんなふうな強烈な目覚めかたをたてつづけに体験したので、
おやおやおやって喜びながら読んだのでした。「七色のもや」なところが特別に大好きでした。うん とても。






歌に願いこめ放り投げた
あなたの傍にはいられないけど
受け取った誰かが
見守ってくれますようにと

創平
感じ方が鈍くなる
鈍くなるのはプロテクト
大人になって鈍くなる
生きるために鈍くなる

創平
カナリおきらく
おきらくカナリア
誰が逝っても気にしない
翼が無くても気にしない

創平

歌をうたいに行きました
通い慣れた
カラオケボックス
「始めてみたよ、独りだなんて」

葉弥月
感傷的になるのは
たぶんまだ早いのでしょう
深夜の闇が
古い曲を選ばせただけ

葉弥月
カナリヤの歌
美しいと皆言うけれど
きいた事がおありでしょうか
レモンカナリヤもう一度

葉弥月
歌がもし
わたしから消えたら
どう生きるんだろう
ふと考える台所

葉弥月
感情のナミ
ユラ、ユラユラ
ついていくのが大変だって
だから私は目を閉じた

葉弥月
カナヅチにでも
なったみたい
長距離は
得意だったはずなのに

葉弥月
   「大人になって鈍くなる」  「感傷的になるのはたぶんまだ早い・・・」 そんなお二人、並べてみました。こんにちわ。
あ。そして、ここにもカナリアが! 創平さんのおきらくカナリア 葉弥月さんのレモンカナリヤ どちらも拍手でお迎えしました(^^♪
・・・・ いやはや うれしいことなわけです。3年くらい前に この場所で毎週毎週大活躍してくれていた若いお二人が、
それぞれすっかり社会人な人となり、またここでこんなふうに偶然に、肩を並べてくれるだなんて、うれしぃの。にこにこ。





歌にして
伝えるしかない
この哀しみを
愛と名づけて

ふらっと
感きわまって
言葉もなくて
涙一滴さえも
零れず

ふらっと
カナリアよ
歌を忘れても
震えるその喉
聴いているから

ふらっと
歌 うたう春
春 遥かから
から からり風
風 ふわり予感 ⇒

ふらっと
感動の波
波打つ喜び
媚ることなく
泣くのもイイカナ ⇒

ふらっと
カナラズと言った
拙い言葉並べた約束
束縛したかったわけじゃなく
失くしたくなかったふたりの歌 ⇒

ふらっと
歌は産声 春 始まり 
軒先のつらら 空 遥か
しずく滴り 落つるる
冷たささえも 嬉しくて

みきょう
感傷の追憶は 未練か 一途か
ぽこぽこと ぷちぷちと
ずっと探して 月明かりの海 
魚のまぶた 撫でる ぬるい光

みきょう
かなり 降ってますか
それとも 降りそうですか
今 降ってますか
ゆっくり 嘘を そっとつなげて

みきょう
「嬉しくて」 だよ 「嬉しくて」 「光」 だよ 「光」 「つなげて」 だよ 「つなげて」
ふらっとさんの下段は、 二文字どりの しりとりんね になっていますね。音がとてもきれいなのです。
「歌」のシリトリ みきょうさんのとまぜこぜにして ひとつの歌になりそうで なんかわくわくしましたの(^^♪
『 歌 うたう春 春 遥かから / 歌は産声 春 始まり 軒先のつらら 空 遥か 』  ね ほらね?

みきょうさんの 『魚のまぶた・・・』 なところとか 『ゆっくり 嘘を そっとつなげて』 こんなところも好きでした。






歌を待つ
春の歌
地面のぬくもり
膨らむ木の芽

スイートポテト
感じてごらん
春の気配を
雪解けの音
北風の吐息

スイートポテト
カナ入力から
始めたけれど
いまではすっかり
忘れちゃったな

スイートポテト
歌ってよ
赤いスイートピー
酔ったあいつの
口癖だった

夏野花
感覚は共感を生むが
理解には繋がらない
なんて
意味あるの

夏野花
必ず
其処に
帰る


夏野花
ひきつづき 「歌」が素敵なお二人でした。冬がとても大好きなわたしは、いつも なかなか春待ちモードに切り替えられないのだけれど、
「地面のぬくもり 膨らむ木の芽」 こんな言葉にぴぴぴって反応しました(^^♪ 待ち遠しいかも。にこにこ。
そうそして・・・夏野花さんの 『歌ってよ 赤いスイートピー』 このシリトリが届いた時から なんとなく ずーっとぐるぐる渦巻いて、
春色の汽車に乗ってるわたしです。そんなわけで どちらもとっても大好きでした。ありがとうです。






歌うことはできません
この声が聞こえてしまったら
未だに怖い夢を見ます
声をひそめます ここにいたいから

ふら・りー
感じているのです
近寄ってくる悪夢
それは心の中にいる
「もしかしたら」です

ふら・りー
カナミオユカナミオユカナミオユカ
呪文 ジュモン 唱えてカナエテ
はなれないで オイテイカナイ
絶対に守り通す イシ

ふら・りー
歌が流れて 笑い声が聞こえる
そんなところを渇望していたのに
輪の隙間から
悪気は無いという悪意が流れ出ていた

ふら・りー
感じたままを
口にしていいって
言ったくせに・・・
ごめんね言うのは 私?!

ふら・りー
カナ雑じりの文章は
アナタノ言いたい事を
私にカクジツに
ツタエテキタ

ふら・りー

感動も感謝も与える人生じゃない
精一杯なんて言葉も似合わない
好き勝手にやってきて
それでも失いたくないモノはある

ふら・りー

『 心の中にいる「もしかしたら」 』 ・・・拍手喝采。ぱちぱちぱちち。すごく好きなものでしたっ。
だれもがうんうんうなずきそうで、このまんまオハナシひとつできそうですね。
「カナミオユカナミオユカナミオユカ」 この始まりにどきどきしました。呪文とか、その手のものに、ほんとに弱いこのごろですの(^^♪






歌いたいとき
歌が流れて
歌にまかせて
歌を歌おう

スー・
感度良好
感覚最高
感想きかせて?
感じたいから。

スー・
カナ文字
並べて
宇宙人
になる

スー・

歌手になりたい
そうかいたのは
小学校の
卒業アルバム

スー・
感想文が
得意だった
入り込む癖
役立った頃

スー・
カナちゃんて名前
あこがれていた
なんだかちょっと
おませな響きで。

スー・
歌うのがすき
感覚だけが
どんどんどんどん
カナタへ飛んでく

スー・
カナブンみつけて
感触たしかめ
歌いながら
おうちに帰ろう〜。

スー・
「感度良好感覚最高」 こんなところも気持ちがよくて 今週もたくさんご参加ありがとうです。
「感想文が得意だった」 に へぇ〜〜〜って 思いましたん (^^♪ 
そしてそして 「カナ文字 並べて 宇宙人になる」 が好き。
簡単に宇宙人にもなれそうな スー・ちゃんらしさが素敵なのです。にこにこ。






うたごえ響く
ステージに
あなたのうたごえ
ひびかせて

みらい
感動ドラマ
親子で見ても
涙のシーンに
子供の視線

みらい
かなりむずかしい
漢字でも
練習したら
書けちゃった
       
みらい
うたう歌は
きまったけれど
みんなのパワーに
まけちゃった
       
みらい
感じていたい
あなたの気持ち
とおくても
やさしいぬくもり

みらい
カナダケデ
イロンナオモイツヅッテモ
ヤッパリキブンハ
オンナジダ

みらい
『カナダケデ イロンナオモイツヅッテモ ヤッパリキブンハ オンナジダ』 な みらいさんです。こんにちわ。
「感動ドラマ 親子で見ても・・・」 わかりますわかります。親が泣くと 子どもって、心配そうにあれこれよくしてくれたりもして、
小さいころは、おちおち泣いてもいられないのですよねぇ(^^♪ やっとこのごろ一緒に泣けるようになったかも・・・な我が家です。






歌って踊ろう
酢豚を食おう
いたって健康
無駄ない脂肪

湘南坊主
感じる自由
演じるという
案じる杞憂
豚汁 for you

湘南坊主
カナカナ鳴かない
シジュウカラ
からから笑おう
五十から

湘南坊主
あぁ 今週も・・・!  ラップなセンスにますます磨きがかかってきました 坊主さんです。 
「歌って踊ろう 酢豚を食おう いたって健康 無駄ない脂肪」・・・いやはやまったく びっくりします (^^♪
そしてさいごに 『からから笑おう五十から』 です。 ぷぷぷ〜っ。






歌に取り込まれた
ほのかな思い
素直に率直に
あるがままに

やじろべぇ
感性なんて
それぞれだけど
心の原点は
やさしさ溢れた愛

やじろべぇ
叶える力
湧き上がる
不思議な不思議な
心の歌

やじろべぇ
さてそして 最後は、正統派詩人なやじろべぇさんです。
「歌に取り込まれた ほのかな思い 素直に率直に あるがままに」 これ うんうんうんって思いましたん。
今回のお題は、なんとなくつながりやすいものではありましたが、
やじろべぇさんの さりげなくテーマに沿って・・・という感じに綴られたこの三部作、どれもとても好きでした。
『叶える力 湧き上がる』 うん。






歌うたう 二月の雪に
誘われて
濾過する前の
夢をみに行く

soyo
感触は
熟しきらないキーウィの
皮に似ていて
すこしとくべつ

soyo
「カナシミ」と
呼べばいかにもかなしくて
純粋そうで
とてもきれいで

soyo