cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.187 2003/09/30 (18人65作) 

しら 見せずに

九月


しらじら明けゆく
朝だけが
希望のように
思えたあの夜

ふみちゃん
見せずに伝わる
想いがあれば
なにも苦労は
しないんだけど

ふみちゃん
九月を彩るグラデーション
空やお山のそこかしこ
夏から秋へと
移りゆく季節(とき)

ふみちゃん
しらじらと
夜が明けて
せつせつと
今日も眠れぬ夜が明けて

ベンジャミン
見せずに過ごしてきた
今までずっと でも
期間限定で見せちゃおか
あなたへの溢れる想い

ベンジャミン
九月になって
風の色が変わった
だけど 涙がまだ乾かない
十月になれば 乾くかな

ベンジャミン
こんにちわぁ。 九月も終わりになりました。秋なので、いろんな想い深まりますね。
しらじら明けるシリトリは、どちらもとってもせつせつとして。縦読みなんども繰り返したり。
「九月」もね、どちらもとてもよいのです。うん。丁寧で、しずかできれいでありがとうです。うれしいの。






白雪姫には毒林檎
オーロラ姫には毒の針
アタシを蝕むコノ毒は
どなたのキスが治療薬?

あ〜でるはいど
見せずに
言わずに
伝える
方法

あ〜でるはいど
九月某日
林檎姫の
猛毒にて
ご臨終。

あ〜でるはいど
しらんぷり
しったかぶり
しらじらしいね
しようがないね

スイートポテト
見せずに魅せる
奥ゆかしさに
憧れたりする
秋の深まり

スイートポテト
九月の終わりに
やっと秋だね
北海道では
はや冬支度

スイートポテト
しらじらと朝
ゆるゆるめざめ
しみじみと秋
ゆらゆらみのる

そばかす
みせずに
かくして・・
いまでも
いくじなし

そばかす
九月の薔薇は
すこしひかえめ
あでやかすぎない
あざやかさ

そばかす
「見せずに」シリトリ それぞれの なにかが見えてうれしくて。どれも好きです。ありがとうです。
あくまでも そんな感じナ あ〜でるさんと、 季節や情緒なスイポテさんと、 そしてほら、 ね、そばかすさんです。にこにこぉ。

それぞれらしさという目で見ると、「九月」も断然、そんな感じな・・・ご臨終とか薔薇とかね(^^♪





しらん顔
しないで
しっかり
しんかい

すみれのしずく
見せずに
隠した
テストと
親友

すみれのしずく
九月の空
秋の風
四季はやっぱり
贅沢だぁね

すみれのしずく

知らないふり
出来ないから
頬紅く染めて
手をつないで

ケト
見せずにそっと
去っていくのも
いいと思うの
涙だったら

ケト
九月下旬の
気候のような
涼しい目をした
あなたの優しさ

ケト

しらじらしい
愛してるなんて
言わなくても
知ってるのに

ケト
見せずにいてね
心の中は
知らなくたって
いいこともある

ケト
九月の夜に
夏の残りの
花火をしに
海に行こう

ケト
九月の空 な みすれのしずくちゃん 『贅沢だぁね』 が お気に入りです♪ ありがとうです。
『九月下旬の気候のような・・・』 なケトちゃんのあなたのイメージ、とても好き。夏の残りの花火な海も。
「見せずに」なども お見逃しなく〜。 いつもいつもありがとうです・・・
楽しいこと、たくさんあって忙しそうなおトシゴロですのに、忘れずに届け続けてくれること、とてもうれしいわたしです。うん。






しらせたいことがあります
喜々とした光の色の..
しられたいことがあります
頬染める淡薔薇色の..

ふらっと
見せずに
いられなかった。
あの時は
それしかなかった。

ふらっと
九月の空に
浮かんだものは
高くまっすぐ
旅に発つだろ

ふらっと
しら糸のよう
うつろう季節に
におい立つ雨
目にも見せずに ⇒

ふらっと
見せずにおいて
手も伸ばさずに
逃げ出そうとした
ただその九月 ⇒

ふらっと
九月長月
きれいな月と
となりに寄り添う
嬉しさかしら ⇒

ふらっと
知らないほうがいい
そんなふうに言わないで
辛いことだとわかっていても
何も知らずに過ごすよりはマシ

スノー
見せずに 笑顔
隠すは 涙
透かして 心
欲しいのは 温もり

スノー
九月は夜長月
長雨のせいで
隠れることが多いけど
いつもより月を長く眺められるね

スノー
九月長月・夜長月・・・月つながりなお二人でした。    わたしもねぇ いつになく、ほんとに夜空を満喫しました、この九月。
陰暦の月の名前を考えた、昔の人ってすごいなぁ・・・なんてつくづく思うこのごろですの。
そんなわけで、こんなシリトリ大好きでした。ありがとうです。・・・ふらっとさんの完成されたシリトリンネもすばらしいです〜。ほんとに。





しらせずにただ
待ってるような
気づけばそこに
秋の満月

スー・
見せずにいると
あきらめもつく?
そんなふうには
生きられないよ

スー・
九月の空と
風にのって
遠く各地の
旅立つ想い

スー・
しらじらしいけど
かわいらしくて
ほのぼのするよね
やまの毬栗(イガグリ)

スー・
見せずにそうっと
隠しておいて
いつか大きな
木に育つまで

スー・
九月の月夜
落ち着く虫の音
呼吸する木々
息づく実り

スー・
しらせずそっと
見せずにそっと
九月に準備を
するのはモミジ

スー・

九月の声を
しらずにいる君
知ってる自分を
見せずに過ごす

スー・
しらじらしく
見せずにすむのは
九月の魔法
ミステリアスな秋の入り口

ふら・りー


さて、たくさんのスーちゃんと、たったひとつの ふら・りーさんです。
スーちゃんの下段の二つと、ふら・りーさんの「しらじら・・・」は、三つのお題を読み込んでいて
ふむふむふむって、読みました〜。『九月の準備をするモミジ/九月の魔法 ミステリアスな・・・』  ね ほらね♪
ふら・りーさんのミステリアス・・・あれこれ思って楽しみました〜。  スーちゃんの 「気づけばそこに 秋の満月」 とても好きでした。
 





知らなかったのは
最初の一歩
知ろうとする気持ち
足りなかったから

夏野花
見せずに見てね
泣いてるようで
笑ってるようで
強がりのようで

夏野花
九月になって
月をみて火星をみて
雲をみて空ばかりみて
君のことばかり考えていた

夏野花
こんにちわ。「知らなかったのは・・・・」 なにか奥行きありそうで、気持ち詰まっている感じ。ありがとうです。
夏野花さんの三つとも、最初の一文字、縦に読むと四文字熟語みたいです♪
「知最知足」 ・ 「見泣笑強」 ・ 「九月雲君」 ← くがつくもくん これが好き〜。






しらふで語れたんだよ
「将来の夢と恋」
淡いおれんじに
ぴんくの雲が流れてて

みきょう
見せずにいいと思う
誰といてもひとり
座り込んでいるような
重く鈍い塊 ずしり

みきょう
九月寝つけぬ夜は
一緒に海を観ました
寂しげに飲むコーヒー
君とあの頃見た未来

みきょう
『ずしり』 だよ 『ずしり』
しらけてはいない く
らいのかじかむほど い
しもつよくみせたい だか
らおもううたにたくして

みきょう
みせずにめぐるくせ
せなかのびゆくはなびら
ずっとみてるとしづしづが
にほいにそっとくるまるる

みきょう
くがつがつがつなみだした
たしかにたるるうたかたの
のにたつものはあれだけだけど
いっぱいほめてくだものになる

みきょう
今日はまた、いろとりどりなみきょうさん。
下段のね ひらかなシリトリ楽しいの。右に読んでも下に読んでも「みせずに」とかな(^^♪ にほいにそっとくるまるる。うん。
「九月寝つけぬ夜は・・・・」 こんな風景、とても好きです。ありがとうです






しら糸を
登り始めたカンダタの
その罪の火を
我に見付ける幼心に

肉野菜
見せずにいました
怒らないで下さい
これがわたしです
内緒ですよ

肉野菜
九月
汗だくの坂道
秋の風
そんな記憶

肉野菜
しらしらと透き通る
夜明けは氷のように
音ひとつなく
誰のものでもなく

タユナ
見せずに でも 隠さずに
そういうかけひき好きだよな
見切ってるから心配すんな
こう見えても目はいい方なんだ

タユナ
九月の海を
見に行きませんか
説明できない
気持ちを迎えに

タユナ
白白と明ける昨日の明日
僕の右手は相変わらず
空っぽのまま今日も行こう
ただひとつの為だけに

克惟
見せずに済むなら
そうしたい
自信がないから
回れ右

克惟
九月の秋風
かくれんぼ
落葉をめくって
ほら見つけた

克惟
『右』 だよ 『右』
しらがが
いっぽん
がんばれ
にっぽん

↑イミ不明〜(笑)  湘南坊主

九月のまなざし
すでにつめたく
だからあなたは
なのにわたしは

湘南坊主
『なのにわたしは』 だよ
シンプルで 九月らしくて しんとして・・・そんな九月なシリトリを、ずらずらずらと並べてみました。
どれもとても好きでした。なんどでも、繰り返して読みたいような大好きかげん・・・。ありがとうです。拍手です。

他のもどれも、ぎゅっと届いてくるようなシリトリばかりなのでした・・・・・ (ん?)





知らずに見せた 素顔一つ
そんな君も あったのか
出会えた表情 宝物
共に居るのが ただ嬉しい

やじろべぇ
見せずに消える 霞のごとく
音沙汰ないのが心配で
渡り鳥に消息聞けば
君も元気と 風便り

やじろべぇ
九月の秋雨 さらさらと
夏の汚れを流してる
天高く 澄みきって
心の泥も 洗おうぞ

やじろべぇ
そして最後になりました。 『九月の秋雨 さらさらと 夏の汚れを流してる・・・・』 うん。
『心の泥も 洗おうぞ』 うん。・・・・というふうに、うなづくばかりの管理人です。
読むだけで、すっかりきれいにあれこれを洗い流してもらえたようないいきもち。ありがとうです。ぱちぱちぱちち。








管理人のシリトリは、秋休みです。深まる深まる秋なので〜 (^^♪