cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.182 2003/07/23 (18人65作) 

視界

包んで


視界が世界の
全てじゃないと
片時だって
忘れたくない

ふみちゃん
月のような君でいて
時折欠けても隠れても
ずっと消えずに
そこに居て

ふみちゃん
包んであげたい
淡い光で
不安の影を
消してあげたい

ふみちゃん
視界いっぱい
広がる空に
憧れた頃
憧れた心

ケト
月のせいかな
星のせいかな
夜のせいかな
泣けてくるのは

ケト
包んで優しく
そぉっとそぉっと
安心しきって
眠りにつくまで

ケト
一学期最後のシリトリ。 そんな今週の 「ふみちゃん賞」と「ケトちゃん賞」を受賞したのは この方たちでした(^^♪ 
なんかねぇ なんかこぉ よいのです。 『月』 が どちらも とくにとっても好きでした。
「包んで」を、たて読みすると不安が消えて安心しきってうれしくて。にこにこ。
視界を遮る
デカ頭・・・。
邪魔です首を
刎ねますヨ!!

あ〜でるはいど
月の輝くコンナ夜
魔法使いになれそうで
黒い服着て黒猫抱いて
ホウキにまたがるオバカなアタシ

あ〜でるはいど
包んで
リボン
かけて
ハイ♪

あ〜でるはいど
視界わるい?
映画みえる?
座高たかくて
ごめんね後ろの人

肉野菜
月を見上げる
網戸ごしに月を見上げる
優しい風が入る
少しずつ動いている。

肉野菜
包んでくれた
新聞紙をはがす
おにぎりふたつ
たくあんの黄

肉野菜
「黄」 だよ 「黄」
はいそして、こちらもまたまた 『月』 が素敵なおふたりでした・・・なんだけど・・・・
「視界」があまりに可笑しくて、仲良しすぎてまいってしまう(^^♪ ぱちぱちぱちち。にっこにこ。


視界に
写らず
気持ちは
生まれる

すみれのしずく
月末や週末に
感じる嬉しさ
そのくらいが
幸福といえる

すみれのしずく
包んで
やわらいで
イメージして
眠ってみたり

すみれのしずく
『視界に/写らず/気持ちは/生まれる』
わかっても わかんなくても なんとなく なんか惹かれる そんな四行なのでした。大好きでした。よい夏を!





視界がせまくて
見えないこころ
深呼吸して
気分転換

スー・
月が甘そう
そんな夜には
遠い昔の
景色がみえる

スー・
包んでもっと
あたしのことを
包み隠さず
にっこりしたまま

スー・
視界のすべてを
把握しようと
しても無理だよ
完璧なんて・・・

スー・
月夜の晩に
目を閉じる頃
虫の声にも
心地よい風

スー・
包んで包んで
大事にしたまま
しまっておいたら
無くしたみたい

スー・
「風」 だよ 「風」
視界のすべてを
包み込むなら
月の光と
星の空がいい

スー・
包んでおいた
贈り物ひとつ
視界のすみっこ
月と輝く

スー・
三つのお題が詰まってる 『包んでおいた 贈り物ひとつ 視界のすみっこ 月と輝く』 
これ とてもとても とても好き〜ってよろこびました。視界のすみっこ 月と輝く うんうん。きらきら。素敵です。うん。






視界の端に
誤解をさけて
ろくでなしめと
涙でつぶやく

スイートポテト 
(数字語呂合わせな4行詩)
月の満ち欠け
心の鏡
今日は満月
待ち人来たる

スイートポテト
包んで貰える幸せに
うっとりするのもいいけれど
包んであげるふろしきに
なれたらもっと素敵だな

スイートポテト
視界がぼやけてゆく
ずっとずっと待ってたんだよ
逢いたかったの こんなにも
私の視界から 二度と消えないで

ベンジャミン
月がきれい それだけで
こんなに うれしいの
月のしずくを うけとめて
きらり 光ってみせましょう

ベンジャミン
包んで包んで お肉と野菜
包んで包んで 幸せを
私 結構 得意です
餃子の皮を 包むのが

ベンジャミン
 『包んで』 が ふたつならんで ふくよかで いいないいな こんなのいいなっと よろこびました♪
バランスよくて ありがとぅです。より良い夏をお過ごしくださいね。 
視界の隅に
いつもある
見守る瞳の
穏やかさ

ふらっと
月が生まれる
夜だから
生まれた恋を
そっと育む

ふらっと
包んで
抱えて
大事に
護る

ふらっと
「む」 だよ 「む」
視界のすべて
照らす光に
にっこり笑う
生まれくる月  ⇒

ふらっと
月の雫
唇を濡らし
しっとりと想い
いつの日も包んで ⇒

ふらっと
包んでみよう
宇宙をみんな
和やかという大きな布で
出会うのはやさしい視線 ⇒

ふらっと
下段はいつものシリトリンネになってます♪ 一行ずつがシリトリですよ お見逃しなく〜。
『視界のすべて 照らす光に にっこり笑う 生まれくる月』  好きでした。笑顔の似合う月が見えます。にこにこ。





視界の隅っこでいいから
君を留めておきたいと
言えずに大きく手を振った
またまた明日も会えるから

shiki
月の灯が 降り注ぐ
静かな夜の 真ん中で
ニーと鳴く猫 抱き上げて
そのまま家族になったとさ

shiki
包んで隠してみたけれど
ちっともじっとしてなくて
どうにもアレは手強くて
押さえ込むのは無理みたい

shiki
視界をさえぎる二つの手
  だぁれだぁ わかんない
背に感じる暖かい優しさ
指の隙間のしあわせ

ふら・りー
月がのぼったらでかけましょ
ひっそりこっそり
月の調べに あんどぅとろわ
猫のステップ逢いにいく

ふら・りー
包んで縛って
隠して仕舞って
秘密の扉の向こう
息をヒソメテ 笑顔に変える

ふら・りー
ずぅっと上でご紹介した あ〜でるはいどさんの月もなんだけれども 月夜には猫がとってもお似合いなのです。
shikiさんの月のシリトリ きっとほんとのことですね・・・幸せな猫ちゃん物語。
ふら・りーさんは猫のステップ踏んでます。 劇団四季の cats の 舞台が思い出されて メモリー 歌ってみたりして♪

shikiさんの 『包んで』 「どうにもアレは手強くて」 ここのところ とてもとても好きでした。

視界が狭いのかな?
何度まばたきしても
ひとつしか目に入らないの
あなたの姿だけ

スノー
月の魔法は
どんなに時が経っても
解けることがないって
信じてるよ

スノー
包んで 結んで
飾って 微笑んで
あなたに手渡すまで
眺めて ときめいて

スノー
視界をふさぐ
あなたの背中
大丈夫だよ
そんなに弱くないから

あん
月に一度逢えればいい
よかったら週に一度
ほんとはね
毎日逢いたいの

あん
包んでくれた
あたしの我侭
ごめんね重かったでしょ
ありがとう

あん
あなたづくしの「視界シリトリ」ふたつならべておいてみました。
スノーさんの 『何度まばたきしても』 というところや あんさんの 『視界をふさぐ あなたの背中』 どちらもとても好きでした。 
せっかく すっかり常連さんになっていただいたところの夏休み、申し訳ないです。お休み明けにも ぜひぜひまたご参加くださいね。待ってます。






視界を広げて 見なさいと
袋小路のどんずまり
一息吐息
お気楽気分のやつあたり

やじろべぇ
月は満月
雄叫びどころ
地肌の毛色も
月黄泉に

やじろべぇ
包んで包まれ
懐どころ
命恋しき
涙せつなし

やじろべぇ
視界さまよう
混沌の
願い砕けて
金縛り

やじろべぇ
月夜の静けさ
もの寂し
膝を抱えて
もの思う

やじろべぇ
包んで隠した
幼き心
も一度
開いて歩みだす

やじろべぇ
 なんかこぉ 完成度の高さを感じてしまいます。雰囲気の。やじろべぇという名前とともに。うん。
日を改めて届いた下段なんだけど ふたつの 『月』を ならべて読んで ぐっときました。
『視界』の どんずまり/やつあたり/金縛り ・・・そんなこんなもお見逃しなく。斬新なシリトリ感覚なのでした。うん。
良い夏をお過ごしくださいね。 またお待ちしていますっ。
視界を
狭くするのが恋
視点を
高くするのが愛

湘南坊主
月並みな表現に
落ち着くのが愛
突拍子のないことを
思いつくのが恋

湘南坊主
包んであげたい

包まれてみたい


湘南坊主
愛と恋について語ってくれた坊主さんです。シリトリの最後には 「きゃー、はずかしー Ω」ってありました。わたしもちょっと照れました(^^♪
「視界を 狭くするのが恋」 のところで うんうんうんってうなずいて
「突拍子もないことを 思いつくのが恋」 ってところで ふむふむふむって学習しました。さすが。  






視界のすみっこ 
リザーブシート
淋しいと思う日の淋しさ
デリートできたら

りくり
月より冴え冴え白い肩
僕のウサギになって
赤い目にさせないから
上等の草の野原へご案内

りくり
包んで見せよか 
鈍い君
渡す予定は
ないけれど

りくり
あぁ今日も 奥深くまでりくりさんです。「視界のすみっこ リザーブシート」
そしておまけに「上等の草の野原へご案内」! ・・・ 上等の草 なんだもん。さすがです。
さらさらとすごせる夏になるといいです お互いに〜。






視界すべてひかるのはら
夏はさらに近く遠く
夢とうつつまざりあって
嘘とほんとわからなくて

soyo
月のなかになにかみえて
つぎのあさに話しあうと
それがまるでおなじもので
こまりはててしまうような

soyo
包んでから抱いて眠る
さっきふいに降りた思い
包みやすくこじんまりと
もっとふかく気づくために

soyo
なんとなく シリトリ的に煮詰まってきて 五文字と七文字なところから すこしはなれてみたくなり
12音×4行でかいてみました。むずかしかったです〜。





★追加しました。07/24木曜日。
視界も暗い太陽の輪郭
せっかく空はどんより曇
もらった缶のお茶を飲んで雨宿り
絡み付いて外れなかった 胸の糸

みきょう
月光のひりひりと夏のまなざし
若き日の母のように午後に手を曳き
柔かい光となっていつまでも輝きそして
悪夢とめぐりあうくりかえしデジャヴ

みきょう
包んで結んでささくれた
ゆらり ふんわり
あまく やさしく なやましく
夢も希望も優しい風になって

みきょう