NO.123   2002/03/05.  (26人/83作) 
耳をすませば

ふざけてばかり

今週のなにがし賞です。(^^♪ 
 
美はありますか
甘さを濾紙で取り除き
それでも私の成分に
残ってますか微粒子が

のっぺら某
残っています。残っています。ご健在です。・・・・っていうか ねぇ皆さん
某さんったら メリル・ストリープに似ていることで有名なんですよ。微粒子だなんて!
それにしても美しいです ことばの流れがとてもきれいで心地がよいです。さすがです〜。 


耳をすませば・・・こんなにも素敵な音がきこえます。うん。
耳をすませば
聞こえてくる
春縫い上げる
女神の針音

りくり
ふざけてバカ 
リンボーダンス
あたりまえの結論
すり抜けろ

りくり
美しいひき算
醜いたし算
抜目ないわり算
希望のかけ算

りくり
耳をすませば
ゆきどけの
水のしたたり
絶えずして春

みなみ
ふざけてばかり
いるきみの
ひとみの底に
私への愛?

みなみ
美のなかに隠された美か
クリムトの
絵のなかふたりは
きんいろのキス

みなみ
耳をすませば
かすかな寝息
おなじ真夜中
ふたりは眠る

みなみ
ふざけてばかり
いるきみの
背中にむかって
好きと呟く

みなみ
美しい彼女をまねて
眉をひく
アン王女には
なれないけれど

みなみ
耳をすませば
鼓動が聞こえる
あなたとわたし
ピッタリね


ふざけてばかりの
月日を重ね
ピーターパン世代の
君は不惑

美しき 山や川
ふるさとのそれは
わたしの起点
もう 振りかえらない

◆ りくりさんったらりくりさん。素敵なのです。『春縫い上げる女神の針音』 ですよ。もぉ。
◆ みなみさんったらみなみさん。
  「水のしたたり絶えずして春」 とか 「同じ真夜中 ふたりは眠る」 とか そんなこんながお洒落なのです。
  好きな好きな感じなのです。にっこり。
◆ さてさて 游さんは鼓動なのです。耳をすませば鼓動です。いいないいなと耳をすましてみたりして。うん。
  ピーターパン世代って おもしろいですね。不惑世代のピーターパン とは似て非なるもの?
◆ ところで 
  りくりさんの四則計算に 「うんうんうん さすが〜っ」 て読みふけった後に 
  こんなの前にも見たことあるぞぉ・・・って思いだしたので探してきました。
  ね。ほらね。比べて読むと混乱するけれども                
  あたまの体操してくださいね。皆々様へ。
    
過去のシリトリよりの抜粋です。

足し算は小春日の木椅子
掛け算は青空の風花
引き算は闇の波音
割り算は月光の氷湖

二百字詰  



ふざけてばかり・・・いるのは わたし・・・。
耳をすませば
天空の
呼んでいる声
きこえるかしら

みなち
ふざけてばかり
はしゃいでばかり
うっかりぽっくり
塞ぎこんだり

みなち
美しさとか
青さとか
とりとめもなく
眺めていたい

みなち
耳をすませば
遠い過去から
あなたの調べ
ほんわり届く

湘南坊主
ふざけてばかり
そんなあなたに
ついていけない
なんて思っちゃイヤン

湘南坊主
美しい時間(とき)
流れてる今・・
そのままそっと
このままずっと

湘南坊主
みなちさんの 「うっかりぽっくり塞ぎこんだり」 ぱちぱちぱちち。
坊主さんもなんだけれども・・・・・ こんなにも 言い得て妙なご自身たち!・・・・と思ってしまったわたしです (^^♪
   
おまけに坊主さんのまわりには 美しい時間が流れています。そのままそっと いぃいないいな♪


とことん言葉であそんでくださりうれしくて。
耳をすませば
水音にみそさざい
道連れもない
みぞれ日の旅

むく
ふざけてばかり
ふまじめね
不覚とったわ
不意打ちは封じ手ですよ

むく
美人美女美色美姫美声美髪美肌
みんなきみです
美化してないよ

むく
みそさざい って知らなくて、調べましたの。ごめんなさい。
鳥さんでした。三十三才とも書くのですね。季語なのですね。ためになります。ありがとうです。

ところで ご投稿の際にはシリトリ形式にしていただきましたが
むくさんのホームページに掲載していらした当初の作品は
水音に 耳をすませば みそさざい 道連れもない みぞれ日の旅』 という とてもきれいな五七五七七の歌でしたよ。

ところでところで 「美人美女・・・・みんなきみです 美化してないよ」 ・・・さすがさすがっ。これぞむくさん ですねですね (^^♪



美しいものにふれたい気持ちが あわせてくれる美しさってありますね。うん。 
耳をすませば何処からか
響いて届いた歌声に
思いがけなく救われる
奇跡のような瞬間がある
 
ふみちゃん 
ふざけてばかりの男の子
母さんぶって叱ってた
とおいあの日が蘇る
土埃舞う お掃除時間
ふみちゃん
美しい風
美しい空
見上げて一瞬
身に纏う春
ふみちゃん
耳をすませば          
うぐいすの初音           
たどたどしさに                  
にっこり
 
そばかす 
ふざけてばかりで
ごめんなさい
淋しさまぎらす
すべもなく
 
そばかす
美しい花
かぐわしい風
いっぱい吸い込んで
心の高みへ
 
そばかす
耳をすませば
遠くにとまる
鳥や木々さえ
にぎやかな街

スー・
ふざけてばかり
真面目な時も
どうしていいのか
誤魔化したまま

スー・
美しいって
沢山あるね
見えるものと
見えないものと!

スー・
耳をすませば
心の声が
響きだすよな
沈黙の時

スー・
ふざけてばかりで
すすまなくって
すまないな〜って
思ってるけど。

スー・
美得と人はいうけれど
本人にまであてはめて
崇拝したらその人の
自由はきっと 無くなるだろう

スー・
耳をすませば
ふざけてばかりの
あなたの笑顔も
美しいかな

スー・


お馴染みなお三方の美しいシリトリ三つ 続けて読むと気持ちがよいです。すがすがしいです。ありがとうです。すーはーすー。

ところで スーちゃんの 「美得と人は・・・」なんだけれども 縦に並んだ二行の漢字・・四字熟語みたいです。
得人拝由  美本崇自  なんかなかなかよさそうな(^^♪


そっと読みたいシリトリなのです。静かです。
耳をすませば見えるもの
見つめていると聞こえる音
声にだしたら通じないとき
触れなければ近づくようなこと

タユナ
ふざけてばかりで
なにもしない
日曜日の
かけがえのなさ

タユナ
美しいかい
地球は
こころは
美しいかい

タユナ
ふざけてばかりで
見失う
笑顔だけでは
語れぬ想い

momo
耳をすませば
ますます愛しく
聞こえてくるのは
小さな歌声

ケト
ふざけてばかりの
君の本音を
聞いてはいけない
悲しくなるから

ケト
美しいもの
かけがえのない
君の笑顔
明日も会いたい

ケト
 タユナさんの三つ どれもとっても好きでした。「美しいかい」 どきっとしました。ぱちぱちぱちち。
◆ momoさんからの ぽろんぽろんととどくシリトリ 
   いつも静かに気持ちをこめて読んでしまうわたしです。感情移入というやつです。うん。
   またぽろんぽろんとくださいね〜。
◆ おかえりなさぃ ケトちゃん。とってもうれしいのです。
   「聞いてはいけない」 ここのところのきっぱりな感じが好きでした。


美味しいつながり。仲良しなのです。
耳をすませば
かすかに聞こえてくる
もうすぐそこに
春の訪れ

うまみ
ふざけてばかりでも
やることはやってるよ
おこってばかりいないで
よくみてよ

うまみ
「美味しい」の
ひとことがうれしくて
今日も明日も明後日も
はりきっちゃいます

うまみ
「よくみてよ」 だよ 「よくみてよ」
耳をすませば
微かな鼓動
腕の中で眠る
安らぎの音

紫苑
ふざけてばかりで
心が見えない
本心は
何処にあるの?

紫苑
美味しいものを
あなたと一緒に
満面な微笑みと
幸福な時間

紫苑
耳をすませば
聞こえてくる
微かな
あなたの寝息

紫苑
ふざけてばかりの
空模様
明日も当たらない
天気予報

紫苑
美しい朝
生まれたばかりの
陽の光
おニューな一日

紫苑
「息」 だよ 「息」
ふたつの美味しい いかがでしたか? 
いつも なにげなく使っているけれど ここで出合うと 「美味しい」 は 幸せの代名詞にも見えてきました。うれしぃの。
おまけに うまみさんったらお久しぶりでうれしいの。
おまけにおまけに紫苑さんったら 「ふざけてばかりの空模様」 これ とてもとっても好きな匂いでうれしいの。にっこり。


美人つながり。仲良しですね(^^♪   うん? ちがうかな・・・
耳をすませば
雪割れ草の
ヨイショって声が 
聞こえそう♪

あ〜でるはいど
ふざけてばかり
アナタの前じゃ
気付かれナィよに
照レカクシ

あ〜でるはいど
美人薄命 
コレホントなら
モウスグあたし
きっと死ぬっ。

あ〜でるはいど
耳をすませば
わかるかな
君に届けた
メールの着信音

hiro
美人の湯
風呂あがりを見渡せば
美人はいない
美人になりたい人だらけ。失礼。

hiro
「失礼」 だよ 「失礼」
ふたつの「美人」 たのしぃなっと♪  あはははは〜。
雪割れ草のヨイショの声も すてきすてき♪ ありがとうです。
hiro さんのシリトリ 淡々とした表情なのに楽しそうです。にっこり。
お二人に限らず今週のシリトリは なんだか解き放たれているものが多いような気持ちがするのはわたしだけかな・・・。


耳をすませば 眸(ひとみ)や瞼(まぶた)もとじたくて
耳をすませば
いつの間にか
眸閉じて緊張してる
行方だけでも感じたい

克惟
ふざけてばかり
掠り傷なんか見せつけて
そっちの傷は痛くないの
それが遠慮なら怒ってるよ

克惟
美的センス疑っちゃうね
僕にはとても理解不能
これが? これが?
笑顔で頷く君の方がさ

克惟
耳をすませば風の音
瞼閉じれば虹の色
指でなぞればさらさらと
思い出だけがこぼれ出る
 
スイートポテト
ふざけてばかりじゃつまらない
黙っているのもつまらない
無邪気がとりえの人だけど
なんだか疲れる春の午後
 
スイートポテト

◆ お待ちかねの克惟さんです。こんにちわ。
  ふざけてばかり や 美的センス 背景のドラマを思い浮かべて楽しみました。
  『そっちの傷は痛くないの』 の周辺 好きでした。飛行機に乗って海外なのですね? お気をつけて 楽しんで!
◆ 指でなぞればさらさらとこぼれるのです スイートポテトさんらしい思い出シリトリ 好きでした。
   無邪気がとりえの人ってどなたのことかなん・・・と思いを馳せてみましたん。にっこり。


難解ですよ。わかる人ぉ・・・・。
耳をすませば
セバスチャン
汗をふきふきG線上
タッタカ遊ぶよトッカータ

苔虫
ご本人いわく 感情が欠如している今日この頃とか・・・だけれども 
それでもファンにとっては魅力あふれるシリトリなのです。ですね? ですね?
読み解くたのしみありがとうです(^^♪ さぁみなさんじっくりとお楽しみくださいね〜。


何度でも はじめましてと いいたい気持ちになったりします。こんにちわ。
耳をすませば
聞こえるかしら
あなたのいない
部屋で呼ぶベル

ふらっと
ふざけてばかり
いた罰だよね
なくして気づく
もう遅いんだ

ふらっと
美しい言葉を
いくら重ねても
真心にだけは
敵う筈ない

ふらっと
耳をすませば
聞こえるものは
いつもは忘れて
いるものだったり

ふらっと
ふざけてばかりの
言葉の中に
口を結んだ
気持ちを見つけて

ふらっと
美意識に
自意識過剰と無意識と
不見識混ぜたら
非常識だね

ふらっと
耳をすませば
きこえてくるかな
なにも言わない
あなたの気持ち
 
五月
ふざけてばかり
いるけれど
ホントは
とっても寂しがり
 
五月
美しい言葉
美しい花
美しい物よりも
たった一言好きといって
 
五月
耳をすませば
聞こえてくる
春、近し
鳥たちの声
 
五月
ふざけてばかり
いないでさ
たまには、まじで
くどいてみてよ
 
五月
耳をすませば
遠い記憶
涙ふいても
明日がまたくる
あーたん
ふざけてばかり
軽い冗談
気持ちのバランス
とれない 2人

あーたん
美しいもの
そんなことよりも
生きて生きて
大切な人

あーたん
こんにちわ。
わたしは ・・・こんなに大きく育ってしまったシリトリサイトの管理人ではありますが
ほんとは言葉に関してはまったく無知な素人なわけで、自覚しつつもお勉強はしていなくて
なので難しそうなわかったようなことはナニヒトツいえないのだけれども
だけれども たまには わかったようなつもりになって とてもうれしくなることあるのです。

まぁいろいろと あんなときやそんなときのことなのです。
で そんなときには なんどでも はじめましてといいたい気持ちになるのです。 にっこり。

◆ あーたんさん おとうさまのこと心配ですね。「生きて生きて大切な人」 届きますように。


はい 今週の ほろ酔い賞 なお二方です。ぱちぱちぱちち。
耳をすませば
コトコト煮える
リズムにのって
おいしいにおい

おでん坊主
耳をすませば 春の雨
ひそりひそり したりしたり
あたしは ひとりで
にやりにやり

おき@にごう
ふざてばかり 
おちゃらけざかり
はじけて飛んだ
ビールの栓

おき@にごう
美空ひばりの
ラ・ヴィ・アン・ローズ
聞く度
ビールが飲みたくなる

おき@にごう
◆ 昨夜遅くにゴキゲンなほろ酔い加減のおでん坊主さんから ぽろんとひとつ届きましたの。
  いえ 湘南坊主さんなんですけどね いかにもおでん坊主さんという別な人みたいですよね? なので別枠なのです。
◆ さてさて モヘジさんちの大江戸オフ会を見事なてきぱきぶりで成功に導いた 今をときめく おき@にごうさんですよ。
 奇跡のようなスーパー幹事ぶり と  あちらこちらで評判ですね。とってもとってもおつかれさまでした。
 心地よい疲れの中から生まれたものと思われるみっつのシリトリ どれもとっても好きでした。
 


耳をすませば
バスの扉のひらく音
とおくとおくへいざなうような
凪にあずけるケセラセライフ   ⇒

soyo
ふざけてばかりの
のどかさは
はるや彼らに
似合わなさそう必要なさそう   ⇒

soyo
美しくつづくいとなみ
みまもりたくて暮れなずむ
無傷な森の入り口で
であった日からつづくそら耳 ⇒

soyo
前回のシリトリンネな競作が、あまりに楽しそうでしたので
仲間に入れてもらおうと思って 作ったんだけれども 今週はひとりぼっちでした。しょんぼり〜 (^^♪




お絵かきぼーどから 旬なお絵かきをいくつか拝借して
ページを飾らせていただいています。
無記名で掲載していますこと ご了承くださいね。