NO.106 2001/10/02.  (21人/81作)       

「似た者同士」

「ねえ 早く」

「胸に」

似たもの同士なんだなぁ
だからこんなに愛おしいのかなぁ
だからこんなに苦しいのかなぁ
ぎゅってしちゃうよ離さないもんね

葉弥月

ねえ 早く 
早く出かけよう
準備なんかないよ
空も真っ赤だよ

葉弥月

胸に手を当てて
何度も何度も反芻する言葉
言葉自体にほぅっとするもの
貴方の唇からでて初めてほぅっとするもの

葉弥月

似たもの同士って
どうしてそんなに
ぶつかりあっちゃうものかしら
それって自分が嫌って事かしら

葉弥月

ねえ 早くもっと速く
いっぱいあるんだ
いいからはやく
かけっこしながらいこうよ

葉弥月

胸に刺さる棘も
胸に残る傷も
海水はしみるけど
お前の分、痛くない

葉弥月

「痛くない」 だよ 「痛くない」

「お前の分、痛くない」 うん。  「お前の分、痛くない」 うんうん。 ここのところ とっても好きでした。マのとりかたもなにもかも。

     
似た者同士って言うならさ
どこが似てるか教えてよ
分ってるんだ本当は
決して君には適わない

克惟

「ねえ早く」 
せっかちに流れる
ほうき雲
早く早くと秋をつつく

克惟

「胸に手を当て聞いてごらん」
呆れてあなたは言うけれど
そんな処にはもうないんだよ
今にも口から零れそう

克惟

胸になんてもうないんだよ・・・喉までこみあげてきてるんだよ ってところ  あっ!って思いましたん。ぱちぱちぱちち。
克惟さんはよく シリトリの余白に なにげない日記のような散文を書いて送ってくださるのだけれど
そこに何度か登場していた おじいさんが 一昨日 お亡くなりになられたそうです・・・ご冥福をお祈りします。さびしいね。 

     
似たもの同士
どうしてそんなとこまで!!
びっくりするやらあきれるやら
そりゃぁ親子だからね
親になるっておもしろいねん

きょうこ

ねえ 早く
しないと
もれちゃうぅぅぅ〜

きょうこ

胸に ばらを
頭に づらを
なんのこっちゃ

きょうこ

いやはや 甲乙つけがたい きょうこちゃんのシリトリです。どうしてなんでしょうねぇ きょうこちゃんが書くと作品になるから不思議〜。
あぁたのしい〜。  いえ  みなさんは真似しないでね・・・ ひとりで良いの こう言う人って♪ うふ。

     
似た者同士
事故防止
狂牛病死
その子牛

湘南坊主

ねえ早くして
厚生省
税は託して
更正しよう

湘南坊主

胸に問え
薬害エイズの過ち
骨に声
狂牛病の生い立ち

湘南坊主

はい今日は怒っています。湘南坊主さんです。 「怒りを和らげるため?韻をふんでみました。」 とは 本人談。
声に出して読んでいただくと韻がくっきりしてきます。
狂牛病って 言葉を聞くのも悲しいですね。狂っているわけではないのに・・・・。牛たちは苦しんでいたのに・・・。

韻を踏む遊びはしたことがないので わたしも今度挑戦してみますね。

     
似たもの同士
眠りこけてる
きっと夢まで
同じ色

みなち

ねえ 早くきて
空を見て
忙しい手を
ちょっと休めて

みなち

胸に関しちゃ
ノーコメント
あえていうなら
量より質

みなち

「質」 だよ 「質」

はい。みなちさんです。 シンプルなのにこんなにあたたかなのですよ > 「きっと夢まで 同じ色」・・・・好きだなぁ これ。
「忙しい手を ちょっと休めて」 うんうんほんとに。  「量より質」 にも あえてコメントできない感じなわたしです。あははぁ。

     
似た者同士を煮てみたら
美味しい煮物になりました
ほどよく 深いダシがでて
なんだかまろやか ほっくほく

スー

ねえ 早く 観に行かないと
始まっちゃうって せかさないで
ゆっくり広がる 紅葉に
ふっと気づく さりげなさ

スー

胸に響く この高鳴りを
伝わるくらいの 高鳴りを
もっとあなたに 響かせよう
時間が止まる この瞬間に

スー

似た者同士で 飲み明かそう
みかん色した ランプの下で
暖かいものを 囲みながら
しみじみ ときには 大笑い

スー

ねえ 早く  ここにきて
楽しい歌を 聞かせて欲しい
冷たい風が 吹くような
季節になって しまうまえに

スー

胸に 輝く 赤い光や
かわいい ハートが胸にあったり
小さい頃のヒーローは
胸に強く 残っているんだ

スー

似た者同士は 鏡みたいで
自分の顔を 見ているみたいで
喧嘩をしても 黙りこんで
心の奥まで 見えるみたいで・・・・

スー

ねえ 早く  もういいかな?
澄み渡る空に、いっせいに
たんぽぽの綿毛の
飛び立つ合図

スー

胸に強く刻まれる 
鼓動が高鳴り 
苦しくなるのは
あの頃を思い出したから

スー

いつも たくさん届けてくださるスーさんは
「トップページをのぞくと どんどん書きたくなっちゃうの」・・・・なんて
とってもうれしいことを言ってくださるのです。
そんな場所になれて 心から うれしいわたしです。にっこり。

「胸に」 って こんなに豊富に広がる言葉だったんですねぇって
スーさんの五つの「胸に」をみただけで感心してしまいましたん。いつもありがとうです。

胸に降る 雪のような
白くて ふんわりした恋は
しんしんと じょじょに 重なって
あなたの形に まあるくなった

スー

胸に詰るような想いを
木々を渡る風に のせたら
だんだん 木々は 色づき始め
辺りは 紅葉の季節になった

スー

     
     
似た者同士の
あなたと私

おんなじところで
泣き笑い

ふみちゃん

ねぇ早く
来てみてごらん
と、うながされ
見上げた空に虹の橋

ふみちゃん

胸にじんわり
しみこむような
ひえびえ月夜の
あったかスープ

ふみちゃん

自分のシリトリを考えたり 皆さんのを読んだりしつつ (似たもの同士ってほんとは なぁに?) な気もちになっていたわたしだけれど「おんなじところで泣き笑い」 に (あぁそぅかぁ) なんて 納得してみました。にっこり。

・・・・って書いていたら 
あ〜でるはいどさんから
こんなの届きました↓

似た者同士♪

似た者同士
おんなじトコで笑って泣いて
冷めてゆくのも
おんなじ速度・・・

あ〜でるはいど

ねえ 早く!!
ココまでおいでヨ!
あたしの温度を
感じてごらん。

あ〜でるはいど

胸にひだまり。
頭にトゲトゲ。
唇に歌。
背中に羽根。

あ〜でるはいど

 「あたしの温度を 感じてごらん。」 すごく好きだなん これ。  「胸にひだまり」 のところも。 ねぇ?! 
このごろ ぐんぐんいい感じ〜な あ〜でるはいどさんなのです。ありがとぅ。

     
似た者同士といったって
全く同じに扱わないで。
目をつぶってみてごらん?
私は私。君は君。

すみれのしずく

ねえ 早く・・・!心配なんてしないでさ!
思いっきり泣いてごらん!
ねえ 早く・・・!星の輝くあの夜に
みんながキミを待っている!

すみれのしずく

胸に重く寄りかかってくる感情を
あなたにも
感じさせてしまっているのだろうか
こんな時いつも思う。
私は弱い。そして強くなりたい。

すみれのしずく

「強くなりたい」 だよ 「強くなりたい」

理解しているつもりでも いくつになっても なかなか応用の効かないものなんですよねぇ・・・・・> 《君は君》 って。 うんうん。
   「強くなりたい」 いただきました。大人な皆さんの強くなりたいが楽しみですねぇ。  いつもありがとぅです。

     
似た者同士になりたくて
君の趣味に似せてみた
けどね
あたしの中の「あたし」は消せなくて

ケト

ねえ 早くなくていいから
ねえ ゆっくりでいいから
あたしたち これからも
一緒に歩いて行こうよね

ケト

胸に秘め事ひとつ
難しい恋の選択肢はふたつ
忘れたい過去はみっつ
傷つかない為の言い訳は増えて

ケト

似た者同士が良かったなって
思うのは出かけた時
趣味が全然違うでしょう?
でも そんな2人だからいいんだね

ケト

ねえ 早く ここまで来て
ねえ 早く この手をとって
あたしのトナリはずっと
君の為にあけてあるのよ

ケト

胸に十字架を描いて
両手をぎゅっと握る
あの人の無事を祈る
会えなくていい どこかで生きていて

ケト

似た者同士は続かないって?
誰に言われた?そんなこと
気にするなんてらしくないよ
ほら、こっちおいで

ケト

胸にはいくつもの傷跡と
忘れられない恋心
また傷つくと知ってても
忘れたくない恋心

ケト

「一緒に歩いて行こうよね」 の 「よね」 のところが好きなわたしでした。

ケトさんのたくさんのシリトリのなかから
ケトさんらしさを知っていくことが楽しい今週でした。
また下さいねぇ。

胸に飛び込んで
泣いた君を初めて見た
立場逆転 しょうがないなあ
よしよしってしてあげるから

ケト

胸にしまった言葉はついに
最後まで出てこなかった
あなたにイチバン伝えたかった
「愛」という名前の本音

ケト

     
     
似た者同士のあの人は
わたしによく似て 移り気で
いつもあっちを向いている
そんなあなたを見ているわたし

あると

ねえ 早くしないと
また時間におくれちゃうよ
洋服や靴やらで迷う 3歳の
心のなかを のぞきたい

あると

胸にどかんと 大砲を
打ち込まれた日にゃ わたしの心は 
ちりぢりになって 空の果てまで 
どこまでいくかな 宇宙の果てまで

あると

「似た者同士」・・・二人並んで ふたりとも右を向いてる図を思い浮かべて楽しかったのです。ふふふ。  
「ねえ 早く」・・・・おしゃれな子は3歳でもそうなんですね? びっくりです。わたしはフツウにおしゃれなつもりなんだけれども
家の娘たちの頓着のなさはいったいどうしてなのかなん・・・・上の娘はお願いしないとスカートはいてくれないし・・・。変だなん・・・。

     
似たもの同士  けんかをしても
すぐに二人は仲直り
目と目で話すないしょの話
OKウインク  ほほにキス

スイートポテト

ねえ  早く行こうよ
お山がまっ赤に染まってるよ
どんぐりがいっぱいだよ
かわいいきのこも待ってるよ

スイートポテト

胸にしまっておきたいな
あなたに会えたうれしさや
あなたと交わした言葉たち
わたしの大事な宝物   

スイートポテト

どんぐり/きのこ/真っ赤なお山・・・ にこにことよい気持ちで読みましたん。
パソコンの調子 よくなりましたか? まだ見られないのかなん? さびしいですね。はやく直りますように。
     
  ねえ 早く って
どっちに行っていいのか わからない
時間の波は 
河の流れのように
押し寄せてきてるのに…

はるか そら

どっちに行っても迷子になりそうな 
気持ちが急くほどに 方向がわからなくなる分岐点・・・
そんな もどかしさ 伝わってきましたん。
  またいただけて うれしかったです。

     
似た者同士の父と娘が
好きなお酒もやっぱり似てて
母の目を盗んで酌み交わす
真澄の澄んだ味に酔う。

2号

ねえ 早く
もっと 早く 来ないかな。
お父さん 帰って来ないかな。
お土産の 新しい本 頼んだの。

2号

胸肉よりもも肉の方が好き。
クリームシチューに入れるなら。
そんな季節がやってきた。
シチューの似合うあったか季節

2号

父と娘が良い感じ〜です。「真澄」って 2号さんの地元の銘酒なんだそうです。日本酒の名前って奥深いですよねぇ。
ところで 2号さん このハンドルネーム気に入ってます?  ホームページの方の正規のハンドルネームにも変更可ですからね〜♪ 
いえ 「2号さん」 が 悪いって言ってるわけではないんだけれども・・・せっかく素敵な本名(?)があるので ついついお節介。あは。

     
似たものどうしって
手におえないよね
願い事までわかって
照れちゃうよね ⇒

そばかす

ねぇ 早く
苦しみから救ってよ
夜になると
とめどない想いが胸をつかむ ⇒

そばかす

胸にささる想い
痛すぎて目がさめる
ルナのいない宵
いつしか祈る姿なきものに ⇒

そばかす

ねぇ 早く 
早く ここに来て
ゆったりと流れる
十六夜の月をみようよ

そばかす

胸につめこんだ思い出が
秋風になぶられて
コロン コロンとこぼれ落ち
こころをこんなにあたためる

そばかす

はい シリトリンネがすっかり身についてしまった そばかすさんです。シリトリンネは上段の三つですよ。
1行ずつがシリトリで 最後の「に」から またはじめにもどって輪廻しますの。さりげなさが素敵です。
「似たものどうしって 手におえない・・・」 ここのところ にっこりでした。すきでした。うんうん。

     
似た者同士を決め込んだ
きみの意外な底力
置いてかないで
おいら タジタジ

momo

ねえ 早く
秋は「ふふふ」と一晩で
寒がりなこと
思い出させる

momo

胸にしまった感情は
いつか色をなくすだろう
はじめから何もなかったように
透明な重さだけ残して

momo

「透明な重さ」 がすきです。うん。 きっとみなさんもそうかなぁと思ったわけです。
でもね・・ わたしは 「おいら タジタジ」 も ものすごぉく好きなんですけど ・・・momoさんも これお気に入りでしょう?!
シリトリの momoさんは いろんなお顔をみせてくれるので うれしいわたしなのです。ここ良いところですねぇ・・・って自画自賛。あは。

     
似た者同士の沈黙の後
かわす視線の優しさに
愛だというのが
嘘だとわかる

モヘジ

「ねえ早く虹がでてる」
と呼ぶ声に
ふりむく人の
目のなかに空

モヘジ

胸に背につまさきに手に
降るように
ただ降るように
真昼の孤独

モヘジ

モヘジさんの このごろますますどんどんまっすぐに突き進んでいらっしゃる なにがなにやら日記と
この しみこむような 「真昼の孤独」なんかを あわせて読むことが 『モヘジさんの正しい楽しみかた』 だと思うのですよ・・・。
この場に書いてくださりありがとうです。すーはーすーっと深呼吸して あらためて お礼を言いたい気持ちなのです。えへへ てれっ。

     
似た者同士の呑ん平が
バカ笑いした翌朝は
BLUEな気配が押寄せて
別々の場所で小さく嘲う

okka

ねえ 早く 
オババになりたい
得体の知れない
味なオババに

okka

胸にすぱんこーる
あそこにばたふらい
そんなオカマと我うりふたつ
そんな姿は死んでもしねーが

okka

似た者同士の呑ん平さんと ばか笑いしているところ テレビなんかでみてみたいなぁと思いつつ okka日記を読みましたん。
ところで このごろよくお見かけするので ほんとに思っているのですね? 「ねえ 早く オババになりたい・・・」って。
そういうところ おおもの〜って思います。得体の知れない味なオババ・・・きっとなれます。うんうん。うふふ。

     
似た者同士の
しるし見せっこ
なじめないのは
私がわるい

りくり

ねえ 早く なんて
心から思えること
あればあったで
また難儀

りくり

胸にある言葉は
ぽつん ぽつん
文字にしたとたん
にじんでく

りくり

うわぁい! りくりさんが帰ってきてくれたぁ! って
あまりにも喜んでいる自分をみて わたしがりくりファンなことを知った朝でした。あははぁ。
暮らしのリズムもがらりと変わりそうで ほんとうにお忙しくなることと思いますが また下さいね。待ってまぁす。
いつかかならず行きたいお店がひとつふえたわたしです。

     
  胸に心に色づくなにかを
気付かずにいられようか
本物かなんて分からない
時が作ったものだから

Sandy

そしてそして Sandyさんも来てくれましたの。うれしいな。
「気付かずにいられようか」 ぴりっとしてきたこのごろの空気みたいに
はりつめた感じなのです。うん。

     
ねぇ 早く
作戦会議をはじめましょう
雲がどんどん薄くなり
まぶしいものにまぎれるまえに

soyo

胸に一本
イタヤカエデの木があって
色づく葉っぱや木漏れ日を
ヒトゴトみたいに ながめているの

soyo