NO.102 2001/09/04.  (24人/85作)

ぶっきらぼうに

どこですか

ぶっきらぼうに
投げつけた
言葉の重さに
我打ちのめされる

どこですか
かつて感じた想いたち
たぐり寄せては
からむ糸

「糸」 だよ 「糸」

指という字は
損に似ている
指きりげんまん
正直者は損をする?

「たぐり寄せては からむ糸」 今日も静かに読ませてくださる∞さんです。
先日 あらためて∞さんの全てのシリトリを読んでみて その世界を堪能してみましたん。皆さんもぜひ。

     
ぶっきらぼうに投げ捨てられた
ペンダントひとつ
つついてみても
なにもでない

葉弥月

どこですか
わたしのさがすひと
ずっととびまわっているのです
いつしかはとのすがたになって

葉弥月

指先しか見えないけれど
詳しい事はしらないけれど
ポップコーンの塩味が
なぜかすこうしきつかった

葉弥月

  指、指 掌
いくつも、いくつも。
かたかたゆれる
でんしゃのなかで

葉弥月

  どこですか。どこですか。
たのしそうにみえますか。
たくさんの正六角形の丸い目玉は
あなたをさがしているのです

葉弥月

ゆびがもつれるせかいのなかで
あやうくとびゆく碧い蝶
まるめたほそいくちは
彷徨う私の試練です

葉弥月

鳩になった葉弥月さんです。ぱちぱちぱちち。蝶もいるけれど・・・今日はやけに鳩がいとおしい感じ。
ポップコーンの塩味とあわせてお楽しみ下さいね。
     
ぶっきらぼうに装って
照れ隠しのつもりかな
それじゃ僕も騙してあげる
君の優しい巧みな嘘で

克惟

どこですか
僕には見えないのです
あなたが指差す先なんて
僕にはとても遠いのです

克惟

指を頂戴お前の指さ
そうだな全部とは言わないよ
あの子を捕らえて離さない
魔法の指だけ教えておくれ

克惟

「あなたが指差す先なんて 僕にはとても遠いのです。」 空の高い時節柄 こんなところにやられます。
コンスタントに克惟さんらしい克惟さんです。いつもありがとぅです。
     
ぶっきらぼうに
噛みついてやる
優しいキスなんて
してやらない

三春

どこですか
たいせつなひと
もっととおくに
にげてください

三春

指でたどる
月面図【ルナリカ】
今夜は
どの海を渡ろうか

三春

この三つが届いたときには 「もっととおくに にげてください」 が とても好きって思ったけれど、昨夜、更新準備をはじめてみると
「今夜は どの海を渡ろうか」 が 窓の外にあった月としっくりぐぐっとくる感じで どきどきとしてしまいました。 ありがとうです。
     
ぶっきらぼうに
とびらを
開けた
秋だから

湘南坊主

どこですか
あなたの
原点
知りたくて

湘南坊主

「知りたくて」 だよ 「知りたくて」

指先に
ふれた
気がした
幸せもどき

湘南坊主

ぶっきらぼうに
片思い
やぶからぼうで
ごめんなさい

湘南坊主

どこですか
この恋の果て
遠すぎて
見えなくて

湘南坊主

指差し確認。
表情、よしっ
体調、よしっ
フェロモン、よーしっ

湘南坊主

今回は シリトリンネではなくて、シンプルな六つのシリトリなのですが・・・これが なんともくすぐられます。すてきです。
「あなたの 原点 知りたくて」  「ふれた気がした 幸せもどき」  ふぅ〜 好きだなぁ・・こーゆーの。  ねぇ? 皆さんもでしょ?

     
ぶっきらぼうに渡された
傘は静かに物語る
雨をも包みこんでゆく
悲しくもほろ苦い想い

みなち

どこですか
ほんとのきもち
小細工しないで
でておいで

みなち

指きりげんまん
うそをつかれても
きっと私は
針など飲まさん

みなち

ぶっきらぼうに渡された傘 と聞いて となりのトトロ の かんた と さつき のやりとりを思い出してしまいましたん。にっこり。
 「ほんとのきもち 小細工しないで・・」  とても好きでしたぁ。

     
ぶっきらぼうに 流れ出るもの
ぽろぽろこぼれる ひらがな 漢字
言葉はなんだか 不思議だけれど
気持ちを伝える 手段のひとつ。

スー

どこですか〜?タモさんゲストに質問だ
平日お昼の この時間
変わらずふざけた おやじさん
笑っていいとも! なんかすき・・・

スー

指先に とまるあかとんぼ
秋の時間に 乗って 泳ぐように
あたしもあんなふうに
なりたいなって 見送る後姿

スー

ぶっきらぼうに 投げかけた
あたしの視線の先にある
あなたの優しい笑顔さえ
涙で 曇ってしまってた

スー

どこですか へんじをください
遠い山の そのまたむこう
星空の降る かわのせせらぎ
浮かぶ花火に 想いをはせた

スー

指をつないで おうちに帰る
買い物がてらの 散歩道
すごくやさしい 夕陽の中で
しあわせなことを 感謝した

スー

ぶっきらぼうに 目線をとばす
大好きだったあのひとに
素直になれずに 毎日を
過ごした 教室の端と端

スー

指先に とまったトンボに秋の風
赤く染まる夕陽と トンボが
おだやかな 風に包まれる
もうそんな時期 赤い秋。

スー

さっそく 秋めいてきたシリトリがうれしい感じなのです。
おまけに 「指をつないで」 って ほんとのほんとに素敵な夕暮れ。いいかんじぃ〜。

     
ぶっきらぼうに
生きてるけれど
そんなところも
全部好きっ!!

あ〜でるはいど

どこですか?
君の今のホントの感情
たまにはいぃぢゃん
道端で泣いてる子供になっても

あ〜でるはいど

指切ってケリが
つくワケでナシ
なめたらあかんぜヨ
コノアタシ。

あ〜でるはいど

「全部好きっ!!」    「たまにはいぃぢゃん」  「なめたらあかんぜヨ」  ふふふふふ。
あ〜でるはいどさんのこのアクセントが待ち遠しいわたしでした。これからも このまま我が道をあゆんでくださいねぇ♪ 
     
ぶっきらぼうに
投げてよこした
あなたの上着の
あたたかさ

ふみちゃん

どこですか
初秋の丘を旅する風が
そっと尋ねて
ゆきました

ふみちゃん

指と指
かすかにふれて
色づいた
淡くはかない恋の花    

ふみちゃん

「ぶっきらぼうに 投げてよこした・・・・」 ううん。 これ すきです。本日の そよ推薦「ぬくもり賞」です。 ぱちぱちぱちち。
     
ぶっきらぼうにされると
ときめきは消えてゆく
くもった心は泣き出し
しずくのつたうガラス窓 ⇒

そばかす

どこですか
帰り道は
はかない恋の
残り雪の冬 ⇒

そばかす

指さすほうを見ると
遠く地平線のむこう
海と空の透き間に
二艘の小舟が浮かぶ ⇒

そばかす

指先で打つ文字が
マニキュアの色に染まる
透明いろを塗ると
透きとおった心が届くかな?

そばかす

うん今日もしずかにやさしいそばかすさんです。こんにちわぁ。 しずくのつたうガラス窓 ってさびしげだけれど 
雨の日には いつも魅入ってしまいます。つつつつーーーって 不規則な落ち方が好きなのです。
上段のみっつ シリトリンネになっていました。一行ずつのシリトリですよ それなのに 滑らかですばらしいです。ぱちぱちぱち。

     
ぶっきらぼうに 魔女は唱えた
百年つづく 魔法の呪文    
眠り姫が 待っているのは
いばら咲く城の窓

あると

どこですか?伝説の かの姫よ
夢にみた いばらの城を
探してさまよう 森の中
もうすぐそこに 白馬の騎手

あると

指先ににじむ血を ものともせずに
いばらの檻を 乗り越えて来た人
百年の恋よ 瞳を開けたら 
きっときっと あなたを選ぶ 

あると

ねむり姫のお話しをシリトリにして下さったのは あるとさんです。すてきです。
一行ずつのシリトリンネではないけれど このごろこんな風にさりげなく 
ひとつづつのシリトリがシリトリとして続いてゆき はじめにもどる形が増えているのは気のせいかしらん・・・♪
     
ぶっきらぼうに荷を取って
歩をゆるめて並ぶ君
いつになく饒舌で
心配顔が頼もしい

おでん

どこですか どこにいるのと
不安になったら
自然の中に身をゆだね
風にまかせて そよいでみよう

おでん

指のきれいな人を見ると
なぜかドキドキしてしまい
だんだんクラクラしてきて
美しさに見とれてしまう

おでん

「ぶっきらぼうに荷を取って・・・」 富士登山のときの息子さんのことを書いてくださいましたね。
大事な日のことを ここにこうして書き残してくださること とてもうれしいのです。ありがとうです。
そうやって ひとまわりづつ自分より大きくなって行くんでしょうねぇ・・子どもたちって・・・。
     
ぶっきらぼうに
やさしくて
さびしがりやな
きみがすき

momo

どこですか?
どこにあるの?と聞くばかり
たまには
自分で探そうね

momo

指先が
触れたくらいのせつなさが
ちょうどいいのと
恋をするひと

momo

「どこですか どこにあるの? と聞くばかり・・・・」 リアルな日常にかさねると可笑しいし 
自分の気持ちの中にもってゆくとまた別な・・・・こーゆーの とても好きなわたしです。にこにこぉ。
     
ぶっきらぼうにつったって
ひとりぼっちもいいなんて
すずめもからすもおっぱらい
ためいきついてるかかしさん

スイートポテト

どこですか。
宇宙へ続く汽車の旅。
5枚綴りの切符を握り、
最初に降りる駅はどこ。

スイートポテト

ゆびきりげんまんやくそくしたよ
こんどはばあちゃんぼくんちにきてね
たっくんとばあばのおやくそく
こんどはいつになるのかな

スイートポテト

ぶっきらぼうに「すきだ」なんて
急に言うのは卑怯だわ
涙が勝手に出てしまう
「嫌だわ 嫌だわ」嬉しいけれど

スイートポテト

どこですか 幸せを呼ぶ 青い鳥
見つからないまま 月日が過ぎて
夢見ることも わすれな草の
鳥かごさえない 私です

スイートポテト

指にこっそり紅をさす
ちょっと濃いめの紅をさす
夏の思い出忘れるための
秋の初めの儀式です

スイートポテト

「ぶっきらぼうな かかしさん」 大すきでした。かかしさんの表情も こちらがわの気分でずいぶん違って見えるんですよね・・・
ここに引っ越してくるまで ほんものの かかしさんを近くで見たことがなかったので ついつい近づいて 
いろんな表情のかかしたちのことを観察してしまうわたしです。なので このシリトリ とてもうれしかったのでした。

     
ぶっきらぼうにつぶやいた
あなたの言葉におどろいて
涙が止まらない
10年前のプロポーズ

うまみ

どこですか?
こぼれ落ちた花のたね
大切にしまっておくわ
寒くなる前に

うまみ

指でそっとふれてみる
ふわふわ
ふにゃふにゃ
生まれたてのほっぺ

うまみ

こぼれ落ちる花のたね ひとつひとつ大事にするのはむずかしいですよね・・・買った種のようには うまく咲いてくれないけれど 
今 朝顔のたねをひとつ残らず来年に残そうとしているところでした・・・。うまみさんもかなん\(^o^)/   来年がたのしみですね。

     
ぶっきらぼうに返事をした。
あなたは困っていたけど・・・。
気づいてよ。
本気だから、素直になれない。

すみれのしずく

どこですか。
毎年、約束してるよね。
どこですか?
秋の音色は、どこですか。

すみれのしずく

指を動かす。
モノクロの世界で。
あなたに届け・・・。
この音楽と共に。

すみれのしずく

はじめましての すみれのしずく さんです。15歳です。よろしくなのです。とっても楽しみにしていますね。
すみれのしずくさんの 「秋の音色」 はどんなかなん・・・。

     
ぶっきらぼうに花を渡す君。
耳が赤いのに気が付いたけれど
黙っていてあげたのよ?
一番。。幸せだった頃。

美花

どこですか?
失った愛を探しても見つからない。
あたりまえ。
自分で捨てて来たんだから。

美花

指に光る銀色の指輪。
無視したのは私。
もっと早く出会えたら
運命の恋人になれたのに。

美花

こちらも はじめて投稿してくださいました。美花さんです。みはるさんと読むそうです。
ホームページにうかがって見ましたら 美花さんもとてもお若いかたのご様子でしたん。
たのしみにしていますね。またくださいねぇ。

     
ぶっきらぼうに腕を突き出す
「これ、やるよ」
こぶしの中には淡いピンクの貝殻みっつ
夏の思い出 貝殻みっつ

nohoho

「みっつ」 だよ 「みっつ」

指きりげんまん
夕暮れの約束
花には遠い
萩の原

nohoho

あぁ。お久しぶりの nohohoさんです。とてもうれしぃです。
指きりげんまん・・・・すてきでした。お忙しい年頃と思いますが(^_-)  暇を見つけて遊びにいらしてくださいね。 

     
ぶっきらぼうに答える声の
その奥の奥のまた奥の
ひらひらの震え
聞いてくれたらうれしいな

きあぬ

どこですか
聞きたいけれど聞けなくて
聞けないのどこですか
いつまでたってもとんがる口

きあぬ

ぶっきらぼうに答える声の その奥の奥のまた奥の ひらひらの震え・・・・・ううん おとなの匂いがするのです。さすがです〜。
ご無沙汰してしまっていますが ホームページにはよくうかがっていました。
いつもお忙しそうなのにありがとうございました。またお待ちしちゃいます。
     
ぶっきらぼうに
みえるのは
あなたのことが
すきだからだよ

きょうこ

どこですか
あなたの行きたいところは
あたしはねぇ
東京ディズニーランドと
ディズニーシー!!
・・・USJもかな

きょうこ

指も太くなってしまって
結婚前の指輪が入らないぃぃぃ
誰かすばらしいダイエット法
教えてくださいぃぃぃ

きょうこ

 皆さん きょうこさんですよ!  きょうこさんの そのまんまシリトリは とてもとても味わいぶかくて ファンが多いのです(^_-)。 
体調 少し良くなられたとのことで とてもとてもうれしいのです。
無理のないペースで また遊びにいらしてくださいね。わぁい。きょうこちゃんだぁ。 

     
ぶっきらぼうに
乱暴な言葉を投げ付けても
やはり君を
愛しているよ

Luther

どこですか
君の安らぐ場所
どこですか
君の安らいだ顔

Luther

指・・・
ピアノを弾いてると
いつも思うんだ
頑張ってるよな、ってね

Luther

ストレートに「愛しているよ」と言えて それが似合う大人の男の人って貴重です。Lutherさんです。さすがです。 
どうかどうか このさきも こうして少しづつでも声を聞かせてくださいね。
いつもいつもおいそがしそうですが お体 ほんとに大事にしてくださいませませね。

     
ぶっきらぼうに線を引き
ここからここが悲しみで
ここからここが憎しみで
その境界あたりが愛だという

モヘジ

どこですかときいてもこたえない
だれですかときいてもこたえない
ただうつむいている
いきばもすじょうもしれないじぶん

モヘジ

指の形を憶えておいて。
いつか身動きとれない暗闇で
ただ差しだされた手をつかんでも
それが誰だかわかるように

モヘジ

はい みなさま お待ちかねのモヘジさんですよ。
「いきばもすじょうもしれないじぶん」 です。
しーんと お楽しみ下さいませ。

     
ぶっきらぼうに
やぶからぼうに
とうせんぼうは
痛くないぼー

苔虫

どこですか?はぁ〜
すかですか?はぁ〜
よかですか?はぁ〜
横須賀どすこい

苔虫

指パッチン
膝ガックン
胸はドキドキ
おしりはブー♪

苔虫

すっかりからだの力を抜いて リラックスしたところからすべてははじまります。ほら こんな風に\(^o^)/
ところで 「ぶっきらぼうとやぶからぼう」 や 「指 膝 胸 おしり」 のあたり 湘南坊主さんともご兄弟?って思いましたん。
感性の兄弟おおいですねぇ。↓にはおねぇさんがっ。ふふ。

     
ぶっきらぼうに してるくせ
あたしと同じ こと 考えた
おんなじ温度で わかっちゃった
さてさて どこへ 向かおうか

okka

どこですか あなたの心の
凝ったとこ 
もみかえしなんて 畏れずに
手探りしながら マッサージ

okka

指先くっつけ 試そうか?
あんたの考え 読んでみよう
いけないんだ いけないんだ
「したい」なんて思ったね?

okka

ううむ。なにげに艶っぽい三つのシリトリ素敵です。心のマッサージも得意そぅなおっかさんです。
「さてさて どこへ 向かおうか」 ここのところも大すきでしたん。
     
  どこですか
わたしのシリトリ
せっかく金色だったのに・・・・。

あは。